神奈川県内のユニークなおみくじで2019年を占おう!マグロ・かっぱ・だるまみくじをご紹介
ココがキニナル!
2019年を笑顔でスタートしたい皆さんに、手のひらサイズのユニークなおみくじをご紹介!(はまれぽ編集部のキニナル)
ライター:はまれぽ編集部
かっぱおみくじ
2つ目は、大和市の「常泉寺(じょうせんじ)」の「かっぱおみくじ」。(拝観料/高校生以上300円、小中学生150円)
小田急線「高座渋谷」駅から徒歩8分ほど
2016(平成28)年6月から始めた「かっぱおみくじ(350円)」は、住職の青䕃文雄(あおかげ・ふみお)さんがデザインを手がけたオリジナルのおみくじ。すべて日本の職人さんによる手作りで、赤いほっぺたとエプロンが印象的なおみくじだ。
か、かわいいっ~!!!
なんて可愛いんだ・・・一体一体、目やほっぺた、口元の表情が違うのでどの子を選ぶか迷ってしまう。
つぶらな瞳のこの子に決定!後姿もかわいい
青䕃住職は、「18歳の時に芥川龍之介先生の『河童』を読んで以来、自分にとって河童さまは特別な存在でした。一般的には“妖怪”のイメージがあるけれど、愛嬌があって夫婦仲が良くとても愛らしい水神様です。以前は当山に水のわき出る所があり、大変水に御縁があることから河童さまを祀っております」と河童への想いを語る。
青䕃住職が集めている河童コレクション
気軽にお寺へ寄ってもらえるようにという願いから、家に持ち帰ってそばに置いてもらえるようなおみくじを作ろうと完成したのが「かっぱおみくじ」。手のひらサイズ(4.5cm)で手に馴染みやすく、おみくじに書かれてる内容も短い言葉で簡潔に記されていた。
今の筆者にぴったりの言葉。胸に沁みる・・・
かっぱおみくじを目当てに来寺する方もいるそうで、家にかっぱおみくじの置物をいくつも並べている熱心なファンもいるのだとか。2~3パーセントの確立で当たる「超大吉」を引くと河童に関連するプレゼントをもらえるらしく、何ヶ月かに1回出るかどうかのレアアイテムというのも魅力的だ。
河童のオリジナル御朱印帳もある
またお寺の庭には数多くの羅漢(らかん)様が置かれている。そのどれもが表情豊かで、ひょうきんな仕草をしたものから哀愁漂うもの、珍しい親子の道祖神など実にさまざま。それらとともに「河童さま」も300体以上置かれているというから、常泉寺が河童に対して特別な愛情を注いでいることがひしひしと感じられた。
ユニークな羅漢様と一緒に
個性豊かな河童が並ぶ
珍しい河童の七福神も
また常泉寺は、平城遷都1300年記念事業の公式マスコットキャラクターを制作した籔内佐斗司(やぶうち・さとし)氏とも縁が深い。薮内氏が制作した「縁結び菩薩」をはじめ、本堂のご本尊も薮内氏が制作している。常泉寺は別名「花のお寺」とも呼ばれており、四季折々の木々や花々を楽しみながら、独特な境内の様子に心を委ねることができるのも魅力のひとつ。
かっぱおみくじを引いたあとは、「縁結び菩薩」で縁結びの糸(2組で250円)を結び、良縁を願うのも良いだろう。
「良いご縁がありますように・・・(切実)」