ついに決着の時！！

「ギブアップーーー！」

　
思わず二人同時に両手を挙げた。
読者の皆様、どうか怒らないで下さい。
本当に無理なんです・・・。
　

大人3人がかりでこのありさま

　
ここまで残すのは想定外だった。
ただ、勢いだけで食べ切れるほど簡単な相手ではない。

恐る恐る店長に質問をしてみた。
新村「あの、店長さん的にはこうやって残されるのと完食されるのって、どちらが嫌なんですか？」
店長「正直、完食されるのはちょっと悔しいかもですね。あはははは！」
上仲「だから店長、その笑いが怖いんですよ・・・」
　

完食者の名前を見ると外国の方も多い

　
店長にしてみればDEATH麺を食べた客がリタイアするのは見慣れた光景なのだろう。
聞けば、蒙古タンメン中本の“北極”の辛さMAXをクリアした強者でも、このDEATH麺に挑戦し2口食べただけで店を後にした人もいたそうだ。

ことごとく激辛大好き自慢を返り討ちにしてきた中屋のDEATH麺。
我こそは真の辛いもの好きという方にのみ、是非挑戦してもらいたい。
ちなみに店長のおすすめは、はまれぽでも以前取材させてもらった「あぶらめん」とのこと。

中屋「DEATH麺」
横浜ヨコハマ認定激辛指数　★★★★★（星５つ）
　
　
　

足取り激重で2軒目へ

DEATH麺に完敗し、へこむ2人

　
上仲「もう俺お腹痛いよ。アイスで冷えたかも」
新村「もっと心当たりあるだろ。激辛食ったからだよ！」

辛いものが苦手とはいえ、もう少しやれると思っていた。
肩を落としながら、次のお店がある阪東橋へ移動する。
　

これがあと2軒続くのか・・・

第2試合「横浜ヨコハマVS地獄ラーメン田中屋」

2軒目は阪東橋にある「地獄ラーメン田中屋」

　
すでに地獄に突き落とされた気分での地獄ラーメンはさぞ絶品だろう。
注文するのは、地獄ラーメンの最上級である“極上級レベル3”（800円）。
　

誰も注文しないのか？　もはや見えない

　
隠れているのか？　隠しているのか？
麺箱をどけたら、“3”ではなく”ドクロマーク”が書いてあるのではないか？
1軒目のDEATH麺がトラウマで、二人とも極度の激辛恐怖症に陥っている。
　

料理を待つ時間が、ただただ怖い

　
湯気立ち上る店内でおじさん二人が身を寄せて震える中、ついに地獄ラーメンがその姿を現した。
　
　
　

第2試合のゴングが鳴る

来たーーー！！
　

白いネギにより際立たされた赤褐色のスープ
　

地獄から麺が這い上がるかのような様相

　
それでは実食のお時間です・・・。
　

新村さん、いってらっしゃい！
　

・・・ん？

　
上仲「どう？」
新村「う、うまい！！！これおいしい！うわー、でも辛い！！でも食べれる！！」
上仲「いや嘘だね！俺は信じないよ！」
　

疑いながらも上仲も実食

　
新村「ね？どう？」
上仲「・・・ん？」
　

「いけるーー！！！うまい！！！」

　
見てください、この二人の表情！
新村「これなら完食出来る！！」
上仲「いけるぞー！！」

しかし、もちろん激辛には変わらない。
油断して麺を啜ればむせかえるし、汗も止まらない。
　

サウナ入ってるんですか状態

　
それでも、すごい勢いで食べ進める二人。
良く言えば覚醒、悪く言えば舌がぶっ壊れたのだろう。
　
　
　

果たして決着は！？

なんと、わずか5分ほどで完食！！

　
新村「店長！辛かったけど、すごくおいしかったです！」
店長「うちはおいしく食べて欲しくて、どれだけ辛くしてもおいしさが伝わるようにしてあります。その限界が極上レベル3なので、おいしく食べてもらえてよかったです！」
上仲「確かに・・・、ラーメンの味もしっかり伝わってきました！」

店長は終始仕込みのネギを切りながら笑顔で取材に応じてくれました。
　

天使のような笑顔の二代目店長の田中さん

　
ちなみに店長はあまり辛いものは得意ではなく、おすすめは「地獄ラーメン中級」だそう。

地獄ラーメン田中屋「地獄ラーメン極上級レベル３」
横浜ヨコハマ認定激辛指数　☆☆☆★★（星３つ）