ここでライター交代！？

突然ですが、ここで上仲に代わり新村が記事を書いていきます！
交代の理由はこれです。
立て続く激辛の衝撃に、このあたりから上仲の記憶が切れ切れになっているらしく、本人曰く「辛かったことと、つらかったことしか覚えていない」とのこと。
　

恐るべし・・・激辛料理！！

　
　
　

第3試合「横浜ヨコハマVS鶴一家」

　
2軒目を完食した我々。
今なら何でも食べられる！！
今の我々はもしかしたら無敵かもしれない！！
自信を取り戻し、最後に向かったのがこちら。
　

3軒目は横浜駅降りてすぐの鶴屋町にある「鶴一家」

　
最終戦を前にして意気込む我々に、編集部中田から非情な一言。

中田「ここのお店は一人1杯ずつ食べてもらいますので」
新村「え！なんで！？」
中田「鶴一家さんは激辛料理が2種類あるんです！」
上仲「なんか本当にお腹痛くなってきた・・・」
　

お腹をさすりながら、最後の勝負へ
　

着くなりトイレに駆け込む上仲

　
　
　

最後の勝負、激辛料理はまさかの2種類

　
席に着くなり、激辛料理はすぐに運ばれてきた。
　

1品目、地獄味玉ラーメン（激辛級）990円

　
真っ赤なスープの奥に見える、こんもりと盛られた赤いシルエットがおぞましい。
　

赤い粉の正体は複数の特製唐辛子を混ぜて作ったもの
　

2品目、デス冷やし中華（880円）

　
デス冷やし中華は見た目の清涼感からか、そこまで辛そうに見えない。
見た目だけで言えば地獄ラーメンの方が圧倒的に辛そうだ。
出来ればデス冷やし中華を頂きたい・・・。
そう思い、新村は秘策を思いついた。
　
　
　

「地獄ラーメン」or「デス冷やし中華」

　
ここでトイレから戻って来た上仲を地獄ラーメンが待ち構える。
　

「いや～、ちょっとお腹がさぁ・・・」
　

「いや、赤っ！！！！」

　
新村「もう料理来てます。上仲さん待ちです」
上仲「だってトイレで妖精がずっとチャッカマンでお尻を燃やしてくるから！！」
新村「そんな妖精いないです。さぁ、食べましょう」
上仲「お前そんなことより、なんで俺がラーメンでお前が冷やし中華なんだよ！？」
新村「人を待たせておいて選ぶ権利なんてないです」
　

地獄ラーメンなすりつけ作戦成功！

　
　
　

本日最後の実食！！

　
まずは妖精にチャッカマンでお尻を燃やされた上仲が食べる。
　

男らしく辛みをスープにしっかり溶かし・・・
　

「いただきます！」

　
上仲「お！？これは、ちゃんと家系ラーメンの味がしますね・・・」
新村「真面目な食レポ！えっ？いけるってこと？」
　

「だめだ！！辛っ！！！！」

　
新村「辛さ来るの遅っ！」
続いて新村がデス冷やし中華を実食。
　

美しいほどの色鮮やかさ
　

「ズルズルズルッ」
　

「うわー！すごいおいしい！！」

　
新村「ちゃんと辛いのに、おいしいですね！！」
店員さん「そうですよね？ちゃんとおいしく食べれるレベルにしてますから、おいしいはずです！」
新村「とはいえ、辛いんですけどね！あはははは！」
　

うなだれる上仲と嬉しそうな新村

　
今日3軒のお店を回って分かったことが1つだけある。
「どのお店も共通して、店員さんは激辛を食べるお客さんの姿をとても嬉しそうに見ている」ということである。
　

ニコニコ見守る店長のコウさん（左）とベテラン店員のイトウさん

　
　
　

試合終了間近で仲間割れ？

　
上仲「ちょっと冷やし中華の方、味見させてよ？」
新村「だめだよ！一人1杯の決まったノルマを食べるんだから」
上仲「ちょっとだけでいいから！！」
　

無理やり交換させられる新村

　
上仲「いや、冷やし中華も十分辛いじゃん・・・」
新村「うわっ！こんな辛い家系ラーメン食べたの初めてだ・・・」
　

いつしか無言で激辛と向かい合う二人
　

しかし、なかなか減らない・・・
　

そういえば・・・

　
新村「いや、気付けば何でそっちが冷やし中華担当みたいになってんだよ！」
上仲「黙って食えよ！ぺちゃくちゃうるせーな」
　

何やかんや言いながら、最後の力を振り絞る
　

もはや一年分の汗をかきながら・・・
　

ついに最後の一口
　

上仲、デス冷やし中華を完食！！

　
残るは逆に地獄ラーメンを押し付けられた新村。
　

「ねぇ、まだー？」
　

時折、放心

　
新村「手伝ってよ・・・」
上仲「甘えたこと言ってんじゃねーよ！一人１杯残さず食べるのが日本男児だろ！バカ者！」
新村「いつから立場逆転したんだ・・・」
上仲「ほら！玉子はしっかりスープに浸けて食う！」
　

「やめてーーーーー！！！」

　
こうして長い戦いに終止符が打たれた。
　

新村も地獄ラーメン（激辛級）を完食！
　

「ごちそうさまでした！！」

　
3軒目の鶴一家、一人1杯の激辛麺に苦戦しつつも何とか二人とも完食。
ちなみに、お店のおすすめはもちろん「家系とんこつラーメン」。

鶴一家
「デス冷やし中華」
横浜ヨコハマ認定激辛指数　★★☆☆☆（星２つ）
「地獄ラーメン激辛級」
横浜ヨコハマ認定激辛指数　★★★★☆（星４つ）
　
　
　

取材を終えて

　
今回「真夏の激辛ラーメン 地獄の3番勝負！」を終えて分かったことは、どのお店もお客さんにおいしいラーメンを提供したい、お客さんの要望に応えたいという熱い気持ちから、このような激辛な1品が誕生していたということだ。
どのお店の店員さんも、「無理をせず徐々に辛さを上げて、自分に合った激辛料理をおいしく召し上がって下さい」とのこと。我々は今回取材という事で少々無理をしたが、とてもいい経験になった。これを機に少しずつ辛いものに挑戦してみよう！・・・いや、やめておこう、そんな気にさせてくれる取材だった。
まだまだ我々にチャレンジしてほしい企画、キニナルを随時募集してまーす！！
　

翌朝トイレでのお尻へのダメージを心配する二人の背中は誇らしい

　
　
ー終わりー
　
　
「中屋」
住所／横浜市南区大岡2-7-1
電話／なし
営業時間／11：30～15：00、18：00～23：00
定休日／日曜日

「地獄ラーメン田中屋」
住所／横浜市中区曙町3-42
電話／045-253-8827
営業時間／［火～土］11：00～翌3：00［日］11：00～翌1：00
定休日／月曜日

「鶴一家」
住所／横浜市神奈川区鶴屋町1-7-34
電話／045-324-5563
営業時間／24時間営業
定休日／無休