台風19号からおよそ1週間。甚大な被害のあった武蔵小杉の現状
ココがキニナル!
10月12日に日本列島に襲来し、各地に甚大な被害をもたらした台風19号。台風が上陸してから、およそ1週間後の武蔵小杉駅周辺の様子は?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
完全な復旧はしていないが、川崎市や各鉄道で復旧作業や支援が続いている。徐々に復旧の見込みは立っているが、次の台風が近づいていおり今後の天気に心配と不安が残る。
ライター:はまれぽ編集部
居住者の声
小さな子どもを連れ、キャリーケースを引いたご家族にお話を伺った。「まだ停電が続いているので、週末は実家に避難していました」
電気が復旧していない高層マンションは、朝から大きな荷物を持ってマンションに入っていく人が多くいた。
駅前にそびえ立つ高層マンション
マンション前のエントランスには、大きな発電機が数台設置されていた。
発電機と奥には大量の土嚢(どのう)が
「早く復旧してほしいです」と不安そうに子どもを見つめていた。
川崎市の対応
川崎市のホームページには、台風19号による被害の対応が多く載せられている。
・罹災(りさい)証明書の発行
・被害にあった居住者への見舞金
・ペット一時預かりの情報
・各区役所で配布されている、消毒液やマスクやゴム手袋などの案内
・断水の影響で水道が使用できない場合の応急給水袋の配布案内
・災害廃棄物の片付けについて
・川崎市災害ボランティアセンターの設置
・公共施設の閉鎖、休館等の情報
など様々。
祝日も開設する窓口があったりと、休日も対応するようだ。
取材を終えて
武蔵小杉駅周辺では、台風19号の上陸から1週間以上経った今でも、完全な復旧はしていない。新たに台風20号や21号が発生し、また雨が続く予報だ。
「今回、特に対策はしていませんが、やはり警戒しているので心が休まりません」という住民からの声も聞こえた。
川崎市や各鉄道の復旧作業や支援が続けられており、復旧見込みが立ってきたところもある。しかし、次の台風が近づいており、まだまだ心配や不安が残りそうだ。
ー終わりー
ゲンさん
2019年10月22日 21時24分
エンガチョ