【レポ】「鍋小屋」のご当地鍋と日本酒のペアリングが最高だった!【横浜赤レンガ倉庫】
ココがキニナル!
今年で5回目を迎える横浜赤レンガ倉庫“冬の風物詩”「鍋小屋」。今年はどんな鍋と日本酒が楽しめるの?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
今年の「鍋小屋」の見どころはご当地鍋と日本酒のペアリングセット。鍋と日本酒が最高においしく味わえる組み合わせで、寒い冬に温まろう。
ライター:はまれぽ編集部
アツアツのお鍋を自分たちの手で! 「作る鍋エリア」
「作る鍋エリア」はテント奥にある、自分たちでアツアツの鍋を作ることができる体験型エリア。
各テーブルに1台、土鍋が並ぶ
今年は北海道日高産の昆布と鹿児島県産の鰹節を、低温でじっくりと煮詰めて出汁を抽出。その出汁で作れる鍋は5種類。「石狩鍋」(2340円/1人前・以下同)「牡蠣鍋」(1890円)「もつ鍋」(1980円)「水炊き」(1890円)「鴨鍋」(2280円)だ。
土鍋を囲んで本格的な鍋が楽しめる
「石狩鍋」は北海道の海の幸がたっぷり! ペアリング日本酒は「花の香 純米大吟醸 桜花」(セット3000円)
おつまみメニューも豊富に揃い、鍋居酒屋のような利用のしかたもできるのでオススメだ。しかし、「作る鍋エリア」ではグループ全員が同じ種類の鍋を人数分頼まなければならないので、そこは注意が必要だ。
鍋居酒屋としても利用できる
キニナル参加者の声は?
ここで、オシャレなママたちがお鍋を食べながらお酒を呑んでいたので声をかけてみることに。
左から、きりたんぽ鍋と日本酒のママさんと、すき焼きと緑茶ハイを楽しむママさん
「産休中なので、平日のこの時間にママ友と遊びに来ました。珍しい日本酒も多いのですごい楽しいです。ちなみに今は新政酒造のエクリュを呑んでます!」と左のママさんが教えてくれた。
確かにママたちが応えてくれたように、鍋小屋では普段市場であまりお目にかかることのできない珍しい銘柄を含む、約160種類もの日本酒が取り揃えられている。特に秋田の「新政 colors 生成 2018 エクリュ」(180ml/1000円)は、かなりのレア銘柄だそう。日本酒通の人もうなるようなラインナップの中から、お気に入りの銘柄を見つけられるのも“酒処”鍋小屋の魅力の1つだろう。
なかなか手に入りにくい日本酒もリーズナブルな値段で味わえる
ここで、筆者も我慢できなくなり鍋をいただくことに。チョイスしたのは北海道シントク町塚田農場さんの「海鮮トマトクリーム鍋」(800円)。ペアリングで売られていた北海道の日本酒「純米大吟醸 冬花火」(セット1000円)も一緒にいただきたかったが、仕事中なので泣く泣く断念・・・。
テントに入ってすぐ右にある「北海道シントク町塚田農場」さん
手際よく鍋をよそってくれた
「海鮮トマトクリーム鍋」
「海鮮トマトクリーム鍋」は、にんにく香る濃厚でクリーミーな味わいと、海鮮や北海道の野菜がゴロゴロ入っており、筆者にとってはかなり新感覚な鍋だった。
具材もゴロゴロ。きっとこの鍋のシメにはパスタが合うと思う
寒い冬の日には、つい食べたくなる「鍋」。気の置けない仲間とワイワイガヤガヤ「作る鍋エリア」で自作の鍋をつつくのはもちろん、恋人と「一杯鍋エリア」で、日本酒片手にほろ酔いになりながら、お互いの鍋をシェアするのもいいだろう。さまざまな楽しみ方ができる横浜赤レンガ倉庫の「酒処 鍋小屋2020」で、寒い冬を乗り越えよう!
入場無料なので立ち席で一人鍋なんかもいいかも!
取材を終えて
実は筆者、昨年の鍋小屋2019にはプライベートで訪れており、鍋小屋自体は2回目の訪問だった。正直な話、昨年訪れた時は会場が大混雑しており、とてもゆっくり鍋を食べられる状況ではなかったというのが本音だ。
しかし、今年の鍋小屋は「作る鍋エリア」と「一杯鍋エリア」のスペースの配分を変えていたり、昨年以上にスタッフのオペレーションが細かく決められているように感じた。これならば、昨年のような混雑状況は作られないだろう。
2月2日(日)までの開催期間中に、もう一度鍋小屋に訪れたいと思えた取材だった。
-終わり-
「酒処 鍋小屋2020」
場所/横浜赤レンガ倉庫イベント広場内特設テント
期間/2020年1月17日(金)~2月2日(日)
時間/平日12:00~21:30、土日11:00~21:30
※ラストオーダー 21:00
入場料/無料(飲食代は別途)
https://www.yokohama-akarenga.jp/nabegoya/