完走なるか? 横浜マラソン2016を疾走レポート!
ココがキニナル!
吉田編集長! 横浜マラソンの抽選結果はどうでしたか? 当選しましたか? 今回の抱負は? ハマレポ推薦のラッキー給食は? 調査お願いします! 僕は落選しました(T . T)(こたろじさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
約2万5000人のランナーが、65万人の沿道の声援を受け、みなとみらいや首都高速道路を駆け巡った。吉田と山岸は、制限時間ギリギリで奇跡の完走。
ライター:山口 愛愛
30kmの壁を前にすでに限界か
筆者は高速道路上の28km付近へ。昨年、初めて高速道を自分の足で走ったが、疲れが増すころに激しいアップダウンと横のバンクの傾斜も負担になり、踏ん張りどころであった。
なんとも不思議な光景
本牧の岸壁の地層をバックに快走
高速道路のゲートをくぐる貴重な体験(山岸撮影)
本牧市民プールのレトロな看板が見える(山岸撮影)
工場夜景でも知られる場所。ビルから応援している人も
筆者は吉田と山岸を心配しながら待ったが、Aランナーが多く走っているのでまだまだ後ろのようだ。最もつらくなる30km過ぎに移動して待つことに。
一方、ゴール地点ではトップランナーの小山祐太(こやま・ゆうた)さんが2時間25分15秒でフィニッシュし、大会2連覇を飾っていた。女子の1位は、リア・ダーティーさんの2時間51分4秒。
大会2連覇の小山さんが堂々のゴール
鶴見慎吾さんは3時間9分27秒の自己ベスト
山下公園がゴールの10kmの部も、谷原章介さんらがゴールし、盛り上がりを見せていた。
谷原章介さん絶叫しながら笑顔でゴール
ファンサービスも忘れなかった
表彰式の後、レースを振り返った
一方こちらは昨年も地獄絵図と化していた30km過ぎ。
「本牧ふ頭」の急な下り坂も難所
立ち止ってストレッチする人が続出
辛いところで応援しようと33km付近で待ちかまえ、吉田に電話をしてみると息を上げながら「体力は大丈夫だけど、膝が痛くて・・・」と弱気。山岸からも連絡が入り、「関門時間に間に合わないかも・・・」と声に元気がない。
左側が約33km、右側が約37km地点
2人とも関門でタイムアップになってしまうかもしれない。昨年、この辺りで吉田とすれ違い、山岸の応援もあり、最後に力を振り絞れた。早く2人に声援を送りたいと思いコースを逆走しながら歩いていく。そこで、吉田をとらえた!
「がんばれ!」なんとか笑顔を作る吉田
その6分後に山岸の姿が! 苦しそうで、むやみにがんばれと言えなくなってくる。「あと少し!」
仕事を忘れず撮影
海にせり出しているシンボルタワーで往復をし、36km地点を吉田が通過した。
「がんばるぞ!」
筆者は、はまれぽ大漁旗を振り、山岸にも声援を送る。
「あとちょっと!」と声を掛ける(山岸撮影)
「か、関門が」と時間を気にする山岸
山岸は関門前だけダッシュ(に、なってはいないが、限界の中での全力疾走)するのを繰り返して、限界に近い。
第10関門も制限時間2分前でなんとかギリギリ通過!(山岸撮影)
残る関門は後1つ。そこさえ、クリアできれば、ゴールの6時間30分には間に合うだろう。
しばらく並走したが、沿道と道が分かれていたため背中に「あと少し! がんばれ!!」と声をかけ祈るようにして見送った。
みなとみらいに帰ってきた
最後まで足をゆるめなかった吉田と山岸。なんとか、パシフィコ横浜に辿りついたのだった。
吉田は6時間18分(実タイム5時間50分)でフィニッシュ!
山岸は6時間19分(実タイム5時間51分)でフィニッシュ!
なんとか制限時間の6時間30分内に完走でき、はまれぽ魂を見せた。
パシフィコ横浜で落ち合い、労った。昨年の自分の完走よりも胸が熱いくらいだ。
完走メダルをもらい実感がわいてくる
ナイスラン!
撮影で何気に16km走り一緒に完走した気分
ということで、今年も恒例の「関内苑」で打ち上げ。「昨年よりもさらに太って腰も痛めてよく走れたなぁ」と吉田。「きゃー、ナニコレ! ビールがウマすぎる!」と山岸。
「いくらでも飲めそう!」
何かにとり憑かれたように豚足をむさぼる吉田
「来年は5時間を切ってリベンジする!」と昨年とまったく同じことをいう吉田。
山岸は「長距離を走るのなんて考えられなかったけど、こんなにビールが美味しいならまた走ってみてもいいかなぁ」というのを聞きホっとし、自分も早く腰痛を治して、3人でタイムを縮めたいと思ったのであった。
2人の完走を讃えたい。
本大会は約2万5000人のランナーが参加、完走率は94.4%。65万人の人がランナーに沿道から声援を送った。
取材を終えて
吉田や山岸をはじめ、スタートやゴールでランナーの表情を見ていると、それぞれの参加の動機や思いがあることがうかがえる。
2 回目の横浜マランソンも無事に終了したが、報道陣にまで「おつかれさまでした!」と笑顔で見送ってくれた7400人のボランティアスタッフの支えがあるか らだろう。昨年はランナーとして参加したが沿道で応援してみると、ランナーを支える側で参加するのも感動が大きいこと分かる。次回は2017年10月29 日開催予定、応援やスタッフとして参加してみてはいかがだろうか。
―終わり―
master kさん
2016年03月22日 20時37分
お疲れ様でした。自分も2年連続完走できました。はまれぽスタッフは関内苑でしたか(笑)こちらはスパニュージャパンでしたけど、横浜マラソン帰りが予想以上に多かったのにはビックリです(^^;来年は10月開催でどうなることやら、レポート楽しみにしています、、、ついでですいませんが昨年の昇格ポイントを加算していただくと助かります(^0^)
777さん
2016年03月21日 13時23分
完走お疲れ様でした。沿道の大声援や給水所の応援パフォーマンスがパワーを与えてくれますよね。2年連続で走りましたが,何故か横浜マラソンは他の大会より早いタイムが出ます。ラッキー給食もいっぱい食べられるし,トイレも給水もたくさんあって安心して走れる大会だと思います。(私は途中でお腹壊したけど,トイレの待ち時間が無くて助かりました^^;)来年もぜひ走りたいと思いますので,レポートもよろしくお願いします。
なっちゃんさんさん
2016年03月20日 20時57分
私も走りましたが、声を大にして言いたい!!「ラッキー給食に期待するな!」全然無いから!皆が楽しめるように時間差で提供しろ!今のままならラッキー給食を宣伝するな!