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赤レンガ倉庫で現在開催中の「オクトーバーフェスト2012 ~spring~」、G.W.なのに“オクトーバー”なのはなぜ?

ココがキニナル!

赤レンガでGWに横浜オクトーバーフェストが開催されます。4・5月開催でオクトバーはないだろうという感はあります。どんな経緯で”オクトーバーフェスト”という名称になったんですか?(TCMさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

毎年10月に行われている「横浜オクトーバーフェスト」ですが、今年は赤レンガ倉庫リニューアル10年目を記念してG.W.と10月の2度開催されます。

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ライター:河野 哲弥

春に行われるオクトーバーフェストの謎



いよいよ今日からゴールデンウィークがはじまる。
横浜でも数々のイベントが予定されているが、そのうちのひとつが、赤レンガ倉庫で行われる「横浜オクトーバーフェスト2012 ~spring ~」。昨年10月開催時の来場者数は、のべ約14万人。ドイツや神奈川のさまざまなビールが楽しめ、国内のビール発祥地といわれる横浜ならではのフェスティバルとなっている。
 


開始直後の会場の様子


それにしても、この時期に10月を意味する「オクトーバーフェスト」が開催されるのは、なぜなのだろう。その理由や、同イベントの見どころなどを伺うため、横浜赤レンガ倉庫を訪ねてみた。併せて、初日の様子もレポートしてみようと思う。



今年は春と秋のダブル開催となる、「横浜オクトーバーフェスト」



対応頂いたのは、同社営業部の青木さん。
まずは、同フェストについて、簡単に説明していただくことにした。
 


横浜赤レンガ倉庫の青木さん


青木さんによれば、本来の「オクトーバーフェスト」とは、1810年にドイツのミュンヘン市を中心に行われた、皇太子のご成婚をお祝いするお祭りだったそうだ。以来、ほぼ毎年行われるようになり、現在では「世界最大規模のイベント」と呼ばれているとのこと。
 


本場ミュンヘンの、「オクトーバーフェスト」の様子


日本では2003(平成15)年、日比谷と横浜で最初に開催され、今年で既に10回目となる。
また、会場となる赤レンガ倉庫は、今年で開館10年目を迎えるそうだ。

そこで同社では、日頃利用される方へ感謝の意を込めて、人気のある同イベントを4月27日(金)から5月6日(日)までの10日間、開催することになった。もちろん今年の10月にも行われる予定だが、来年以降のダブル開催については、現在白紙状態とのこと。

 


「横浜オクトーバーフェスト」の公式ロゴ


問題の名称について尋ねてみると、認知度があるイベントのため、あえてそのまま使用したとのこと。しかし、誤解を生じやすいということも考えられたので、名称の最後に「~spring~」を付けたのだそうだ。

「オクトーバー」とは時期を表す単語ではなく、あくまで固有名詞のようなものとして捉えて欲しいと、青木さんは話していた。




ビールとフード、それぞれのオススメは?

では、引き続き青木さんに、今年の見どころを教えてもらうことにしよう。
まずは、何と言ってもビールの種類の多さがその魅力。ミュンヘンのオクトーバーフェスト公式ビール4種類をはじめ、ドイツや神奈川の地ビールなど、合計65種を取りそろえているそうだ。
 


オクトーバーフェスト公式ビールの一例、フランツィスカーナの「ヴァイスビア」
バナナのようなフルーティな香りが特徴(レギュラー1,500円)

 

国産メーカーも奮闘、夏に向けた新商品を投入、「キリン一番搾りフローズン<生>」
-5℃の凍った泡がシャリシャリの新食感(1パイント800円)


一方のフードは、どんなものがあるのだろうか。
今回は特別、秋の本イベントと差別化を図る「春らしいメニュー」が用意してあるらしい。実は、ドイツの春の風物詩いえば、「白アスパラ」なのだそうである。また、本場ミュンヘンに伝わる、「ミュンヒナー」という独特のソーセージもオススメ。
 


白アスパラ料理の一例、「シュパーゲル」2本1,200円
(ブースにより、内容と料金に違いあり)

 

パセリのさっぱりした風味が特徴の「ミュンヒナー」一例、2本500円
(同じくブースにより、内容と料金に違いあり)


他にも、春野菜を使ったスープなど「メニューでも春を感じられるよう、皆さまのご来場をお待ちしております」と、青木さんは話していた。