70代のご両親に喜んでもらえる横浜の観光スポットを教えてほしいとの投稿をいただいたが、横浜には観光スポットと呼ばれる場所が数多くある。そこで、70代のご両親が喜ぶようなスポットをいくつか選び、はまれぽオリジナルの観光プランを作り、ご紹介したいと思う。

今回ご紹介する観光プランは、横浜らしさをギュッと詰め込んだ元町・中華街駅近隣の4時間30分コース。
立ち寄る各所には、下記3つのポイントを意識し盛り込んだ。

① 懐かしさと新しさの魅力をミックス
② サプライズ、話題性の演出
③ 体力への配慮

いざ、はまれぽ特選プランの体験観光に出発！

午前11時：出発～元町・中華街駅から「ブリキのおもちゃ博物館」に向けて

まず、最初に向かうのは「ブリキのおもちゃ博物館」だ。

場所は元町・中華街駅から徒歩で5分強。
つい寄り道したくなる「横浜らしい」景観や建物を楽しんでほしい。
　

山手資料館

　
そして「ブリキのおもちゃ博物館」に到着。
　

ブリキのおもちゃ博物館（入館料：大人200円）

当時ブリキのおもちゃは高価であり、憧れの存在として注目されたが、新しいおもちゃがあふれた高度成長期を境に鉄くず同然として縮小していったそうだ。しかし、今では希少価値が付き高値がつくこともあるのだとか。
　

展示品の中には不要品となっておもちゃ屋の倉庫に眠っていた数々も

そんなブリキのおもちゃであるが、ここには約3,000点ほど展示されている。こんなにあれば、ご両親の幼少期や自分の子供に買い与えた懐かしのおもちゃに出会えるかもしれない。

なお、館長はテレビ番組「開運！なんでも鑑定団」でおなじみの鑑定士 北原照久氏。ブリキの懐かしさのみならず、おもちゃコレクター第一人者として著明な北原コレクションであることも話題にしたい。
　

お土産屋には復刻版おもちゃも

午前12時15分：台湾薬膳料理でランチ

　
「ブリキのおもちゃ博物館」から徒歩約10分で中華街へ。

オススメランチは横浜中華街で台湾薬膳料理をいただける唯一のお店「青葉」。
Only Oneのお店と言えば話題も大！それに薬膳とくれば効果も期待できるので、薬膳パワーを話のネタにし、エネルギー充電をしてもらおう。

なお今回オススメしたいのは、ランチメニュー「薬膳レディースコース」（1,800円・男性の注文も可）。
内容は湯葉巻、生ユリのツボミと芝エビの炒めもの、トウキと鶏肉とクコの実のスープ、ハト麦入り薬膳粥の4品だ。
　

ハト麦入り薬膳粥

四川、広東、上海･･･中華料理は深い！
四方が海で温暖な気候の台湾は、海の幸・旬の野菜をふんだんに使い、あっさりした味付けが特徴だそう。

お料理は優しく美味。
さらに、クコの実は目に効果的、冷え性を改善等、薬膳効果を店員さんが教えてくれるのも嬉しい。