介護や募金など地域貢献活動を積極的に行う川崎市認定アイドルって?
ココがキニナル!
川崎の「アイドル事業」について、詳しく知りたいと思いました/川崎のご当地アイドル「川崎純情小町」の調査をぜひともお願いします(maniaさん/恋はタマネギさん/しんじさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
6名のメンバーが、ライブやイベントのほか、介護ボランティアやチャリティー活動、地元企業の取材などで地域活性化と魅力発信を目指している。
ライター:はまれぽ編集部
「多摩川の明ける空から、きこえるやさしい鳥の歌・・・」
高津区の川崎市民プラザに「好きです かわさき 愛の街」を歌う明るい声が響いた。
歌うのは、6名のメンバーからなるアイドルユニット「川崎純情小町☆」の面々だ。
2月某日、川崎市民プラザに登場した「川崎純情小町☆(K.J.K.)」は、平成24年度の川崎市イメージアップ事業に認定されている、いわば「ご当地アイドル」。2011年の結成以来、川崎市の魅力を広く伝えるため地域に根ざした活動を行っている。
その活動は、単なる音楽ライブだけにとどまらない。地元の企業訪問や介護ボランティア、募金活動など、地域活性化に貢献することが念頭に置かれている。
川崎市のイメージアップに貢献するアイドル事業を取材した
地域に貢献するための「アイドル活動」
「川崎純情小町☆」のメンバーは6名。
それぞれが「担当区」を持ち、ライブやイベント、ブログやインターネット動画などを通じて、川崎市や担当区のPRを行っている。
メンバーは、年間70本ペースのライブやイベントに出演するかたわら、介護ボランティアやチャリティー活動に従事している。2012年夏には、麻生区にある高齢者対応デイサービス「さくらの丘」で介護ボランティアを行った。
献身的な介護ボランティアで元気を届ける
歌や踊りを披露するほか、利用者の見送りも
チャリティー活動にも積極的。2012年7月に川崎市生活文化会館「てくのかわさき」で行われた、PRIC JAPAN BEAUTY主催の募金活動などに参加している。
「てくのかわさき」で募金活動を行った
集まった寄付金は主催するPRICに贈られた
「地域活性化応援放送局KTV」では、インターネット上に地元企業を紹介する動画を配信し、その企業や働く人々の魅力を世界に伝えている。ほか、地元の情報誌などで担当区のPR原稿を書くなどその活動は多岐にわたる。
レポーターとして川崎の企業を取材
中原警察署の一日警察署長にも就任した
川崎の魅力を伝えたい・・・メンバーの思い
メンバーの伊東裕扶子さんは、生まれも育ちも川崎市。「もし自分が芸能人になったら、川崎市のこのお店を紹介したい」などとよく“妄想”していた。「オーディションの募集案内を見て、『これしかない!』と思った」という。
「私たちは川崎市の広告塔にならなきゃいけない」と伊東さん
もともと小説家や国語の先生になりたかったという伊東さんは、学生時代は文芸部の部長を務めるほどの本好き。現在は、神奈川県などの地域情報を扱う「タウンニュース」の川崎区・幸区版で、担当する川崎区・幸区のおすすめスポットを自ら取材し、原稿を執筆している。
しっかり者の伊東さんはグループのお姉さん的存在