港北区にある樽町の地名の由来は?
ココがキニナル!
横浜市港北区に「樽町」という地名があります。なんの「樽」が関係しているのか、調査お願いします。(リョー☆サンさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
熊野神社に奉献したお神酒を入れる“樽”を作っていたからという説と、当地の地形に由来する名前という説の2つがあった!
ライター:田中 大輔
酒屋があったか、あるいは味噌屋か。もしかしたら醤油かも。
そんなことを想像させてくれる地名が今回の調査ターゲット。港北区にある樽町がその場所で、東急東横線の大倉山駅と綱島駅の間辺りにある。
さてさて、なんの樽から付けられた名前なのか。あるいは地名によくある、まったく別の意味から来た言葉なのか。
まずは現地へ向かってみた。
高低差のある町
町内の西側に綱島街道が走る樽町は、先述の通り大倉山駅と綱島駅の間にある。
1丁目から4丁目まであり、大倉山記念病院があるのもこの樽町だ。
樽町の端っこ、大曾根や師岡町との境付近にある
綱島海道沿いにはお店が多くにぎやかな印象。
綱島街道と交差する県道140号線沿いなど、大通りから1本町内に入っても大きな公園があったり、新しい住宅やマンションも多く見られた。
綱島海道の樽町交差点付近。車も人も多い
町内の風景。大きな道に近い辺りは新しい建物が多い
ところが、街道から離れて中に入っていくとだいぶ表情が変わる。
お店や商業施設の姿はほとんどなくなり、完全な住宅街になっているようだ。また、けっこうきつい坂道が増え、ちょっとした山といった地形になっている。
住宅街には変わりないが、坂道が急増
こんな急な坂もある。左に見えるのは東海道新幹線の線路