日産スタジアムの横にある新横浜公園の楽しみ方を教えて!
ココがキニナル!
新横浜公園、平日はガラガラですが、すごくいいところなのでこの公園の楽しみ方などを取材して欲しい。日産スタジアムにあるプールもどんなんだか気になっています(おたんりさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
開園当初から少しずつ進化している新横浜公園の施設を一挙に公開。ドッグランやランニングコース、ウォーターパークなど盛りだくさんだった。
ライター:一藁 雅之
新横浜公園の目的と特徴
JR横浜線小机駅から徒歩7分。敷地面積50万1667㎡(東京ドーム10個分以上!)で、横浜最大の規模を誇る公園だ。
とても広大なことがおわかりいただけるだろう
収容人数7万2000人の横浜国際総合競技場(日産スタジアム)のほかにも、野球場、サッカー場、テニスコートなどさまざまな競技の公式試合を行える施設がそろっている。さらにテニスコートやバスケットコート、ランニングコースなども充実。一般利用者の散歩道や、学生さんが学校帰りなどにちょっと寄って遊ぶのにもぴったりな公園といえる。
取材にご協力いただいた、横浜市体育協会の南部さん
新横浜公園が開園したのは1998(平成10)年3月。同年の「神奈川ゆめ国体」や、2002(平成14)年のサッカーワールドカップを視野に入れて整備された。自然環境や各種施設を楽しむ“都市公園”として市民に広く愛される目的とともに、実は“遊水池”としての機能を持っている。
平常時と洪水調整時の比較(国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所より)
今年4月6日に発生した局地的な豪雨で、史上2番目の流入量(約92万立方メートル、水位6.77m)を記録したとのこと。鶴見川はかつて「暴れ川」として知られていたが、治水整備が済んだ今は以前のような大洪水が起こりにくくなったという。それでも豪雨や台風といったときに、この新横浜公園が遊水池となって水害を抑えているのだ。
「遊水池としての役割があることは、なかなか市民のみなさんには知られていないのです」とおっしゃる南部さん。しかし人々が気付かないうちにしっかり守っていると考えれば、大きな効果があることに間違いはない。こうした水害時には、公園に立ち入らないようにということだけ、市民のみなさんには注意していただきたいものだ。
各施設を一挙大公開
それでは新横浜公園の各施設をじっくり見ていこう。
新横浜公園の全体図(新横浜公園ウェブサイトより)
<クリックで拡大>
中心となる施設の日産スタジアム
日産スタジアムは横浜F・マリノスのホームグラウンドだ。スタジアム隣接の横浜市スポーツ医科学センターを利用している選手も多いという。
野球場。天然芝が自慢
第一運動広場(サッカー場)
第二運動場。もちろんこちらも天然芝
横浜初のドッグラン。週末はとてもにぎやかになる
遊具広場。子ども連れのママたちがたくさん
広々とした草地広場
草地広場は、バドミントンやフライングディスク(通称フリスビー)などにも十分。自由に遊べるスペースだ。