近頃は携帯の着信履歴が編集部の木下で埋まっている三浜。いつでも出動できるように、大学の授業しか予定のない日でも「デジカメ・名刺入れ」セットを持ち歩くようになった。そんな変化を見透かしているのかいないのか、今日もお昼休みに携帯が鳴る。もちろん相手は木下である。
　

突然の電話から向かったのは夜の野毛！

ちょうど日も暮れる頃、野毛に到着

20代になったばかりの筆者にとってまだ馴染みの浅い街、野毛。その飲み屋の多さや、目を引くレトロな看板の数々にきょろきょろしてしまうが、今回の投稿にあった「魂屋（そーるや）」はなかでも一際目を引く外観をした居酒屋なのだという。

「入るのに勇気がいる」と思わせる店構えとは、いったいどのようなものなのだろうか。妙に格式高い外観をした店だったらどうしよう・・・と自分の普段着を反省しながら歩くが、そんな心配を吹き飛ばすような店を都橋商店街付近に発見。
　

「お、おお・・・」というのが素直な第一声だ

数10ｍ手前から「あの店に違いない」と感じさせる、強烈で異様な存在感を放つ「魂屋（そーるや）」。個性的な出で立ちのマネキン、壁に描かれた独特なタッチの絵、倒れかけている「ガチャガチャ」がお出迎え・・・というよりは、門番をしている印象。

これは確かに入りにくく、飲食店であるかどうかもぱっと見ただけでは判別し難い。
　

ガチャガチャにはちゃんと中身が入っていた
　

メニュー画像と共に流れる「ももクロ」の楽曲

首なしのマネキンはアイドルグループ「ももいろクローバーZ」のハッピを着ており、店外に備えつけられたモニターからだけではなく店内からも同グループの楽曲が漏れ聞こえてくる。「ももクロ」ファンであれば・・・と百歩譲ったとしても、「入りやすい」とは決して言えない店構えだ。
　

ペットボトルキャップで作った「魂」の文字。マメな店主なのだろうか

数々の「！？」と好奇心を胸に秘めながら、いざ入店！