以前、「曙町に風俗店が多いのはなぜ？」で取材した曙町と伊勢佐木町に“大人の雑貨店”なるものを販売する店があるらしい！ネットで調べてみると、曙町の店は「ホットパワーズ横浜店」、伊勢佐木町の店は「Slip Slide」というようだ。
　
「お前担当の街だろ！行け（by吉田氏）」・・・とのことで（担当ではないのだが）まずは懐かしの曙町へ！
　

関内駅北口から10分ほど国道16号を歩くと・・・
　

中郵便局手前で
　

ひっそりと佇む「ホットパワーズ横浜店」を発見！
　　

“オトナの雑貨屋さん”の文字がキニナル・・・

「一体何を売っているのか？」「中はどうなっているんだろう？」とドキドキ。入口は小さくて入りにくいが、勇気を出して突撃していることに！

「ホットパワーズ横浜店」に突撃！

店内はピンクを基調としており、明るい感じ！

小ぢんまりとした空間にさまざまな商品が混在しており、雑貨店のような雰囲気が漂う。店内を見渡すと、見たことがないカラフルなパッケージが！「一体なんだろう？」と見ていると・・・

奥からスタッフらしき女性が出て来る。取材を申し込むと、快くOK！店長だという若い女性にお話を伺うことに！

2006（平成18）年、「ホットパワーズ横浜店」はコスプレやランジェリー、カップルで楽しむグッズなど、「夜を彩る品々を販売する店」としてオープン。もともと大人の雑貨の卸を行っており、通信販売もしているそうだ。また、東京都中野区にも系列店がある。
　

最近噂のガールズブリーフは600円から！

客層はカップルが多い。また、女性客も来るそうだ。入口が小さく、表通りに面しているため一見入りにくいが、「入ってしまうと居心地がいい」と長時間滞在するお客さんも多いとか。
　

コスチュームはメイドや看護士が人気なのかと思いきや・・・
　

一番人気は「ハードな黒コスチューム（byスタッフの方）」

興味深かったのは、「コスチュームにも季節感がある」ということ！　夏にはスクール水着や体操着が売れるらしい！　この辺りは“通常のアパレルと同様”なのだ。なお、高額なコスチュームは「受注可能」だそう。

「ホットパワーズ横浜店」の客の年齢層は「かなり高め」。60代～70代の高齢カップルも多いとのこと。「年を重ねると、いろいろ飽きちゃうんですかね・・・」としみじみ語るスタッフの方。中には“高齢のため、手がふるえて財布からお金を出すのも大変なおじいさん”も来るとか！　同店に勤めて「いくつになっても男は男」なんだと実感したそうだ。

「横浜に安くて感じのよいラブホはあるのか？」の取材中にも高齢者の利用者が多いと聞いて思ったが、「人間はいくつになっても“生（性）命力”があるんだな」と再確認する。

意外なことに混むのは平日の昼間。「近くのラブホテルを使う人が多いのでは」とのこと。
　

カップルに売れてるのは“大人のたしなみ（500円～）”。ちなみに「人気なのは薄型」だそう

スタッフの方に「お客さんはどんな人か」と尋ねると、「みんな、普通ですよ！」との答え。スーパーのサミットやドンキホーテ帰りに「立ち寄る人も多い」らしい。

お客さんの特徴は「話しかけてくること（byスタッフの方）」。