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新山下に「キャプテン翼スタジアム」がオープン。みなとみらいから移転した経緯は?

ココがキニナル!

新山下のキャプテン翼スタジアム。前は馬車道にあったような。以前のように日本代表の試合中継やビアガーデンは?移転の経緯やスクール情報もキニナル(あきあき♪♪♪さん、永田OLさん、コビン・ケスナーさん)

はまれぽ調査結果!

賃借契約の満了のため、みなとみらいから新山下に移設。現在はコートレンタルやスクールなどフットサル中心に展開。パブリックビューイングは未定

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ライター:かわいよしひこ

帰ってきた「キャプテン翼スタジアム」



2013(平成25)年1月末に終了したと思っていた、みなとみらいの「キャプテン翼スタジアム」が、1年ぶりに横浜に復活したらしい投稿があった。

復活した 「キャプテン翼スタジアム」は、以前のみなとみらいから移転。住所を見ると、「横浜市中区新山下」となっている。最寄りは電車だとみなとみらい線元町・中華街駅より徒歩12分、バスだと、横浜市営バス8・26・58・148系統乗車「見晴橋」より徒歩1分というロケーション。
 


場所はこちら。(キャプテン翼スタジアム横浜元町HPより)
 

事前に調べてみると、スタジアムを運営するのは、「フロムワン」という、主にサッカーを主体とするメディアを持つ企業。『サムライサッカーキング』といった雑誌からサッカー解説者セルジオ越後さんらのマネジメント事業など、業務は多岐にわたる。

多目的フットサルコート、「キャプテン翼スタジアム横浜元町」は、2013年1月に幕を閉じた馬車道駅近くの日本第1号店に代わる施設として、2014(平成26)年2月1日にリニューアルオープン。横浜のほかには東京北店(北区王子「王子駅徒歩1分」)、新大阪店(淀川区宮原「新大阪駅前」)の計3店舗がある。


ある程度事前情報が分かったところで、早速現地に向かう。
 


元町・中華街駅から歩いてみた
 

公称通り、12分ほどで到着

 
以前より駅から遠いのは確か。もちろん、バスを使えばすぐ目の前に着く。
 


クラブハウスの壁に、翼君たちがお出迎え。テンション上がりますね!
 



スタジアム設立の経緯とは?



なぜ「キャプテン翼」を冠したスタジアムができたのか? その設立のきっかけから聞いてみた。

お答えいただいたのは、支配人の前田義貴さん。ちなみに前田さん、サガン鳥栖のゴールキーパーとして活躍した元Jリーガーで、現在はフロムワンに所属している。
 


元Jリーガーの前田さん(キャプテン翼スタジアムホームページより)
 

『キャプテン翼』の作者である高橋陽一先生とは、サッカーメディアとして仕事を共にしており、またサッカー、フットサルを一緒にプレーするという関係だったそう。

そんな中、主にイベントなどを形にできるハードを持ちたかったフロムワンと、高橋先生の「『キャプテン翼』の冠スタジアムを持ちたい」という夢がつながったのが設立の経緯だという。

なるほど、原作者と運営者側、両者の意見も合致した自然な流れだったのだ。そして高橋先生は「キャプテン翼スタジアム」の名誉館長を務めることになった。
 


名誉館長を務める高橋先生
 

そんな経緯でこのプロジェクトが立ち上がったのが2010(平成22)年。「キャプテン翼スタジアム 横浜」としてオープンする。

みなとみらいという最高のロケーション、JR桜木町駅や、みなとみらい線馬車道駅から徒歩5分ほどというアクセスの良さや併設するTSUBASA Café(ツバサカフェ)でのビア・ガーデンやパブリック・ビューイングなどのイベントも相まって、多くのユーザーを獲得していた。
 


こんな夜景の中でプレーできたのはココだけ!?
 

そんな、地域活性にも一役買っていた当スタジアムだが、2013(平成25)年1月を持って営業を終了。そして現在の新山下へ移設されることになった。

では、なぜ移転先が新山下だったのか? という疑問に、前田さんが答えてくれた。

「昨年の1月末まで営業した土地が、3年契約だったことに伴う契約満了です。ただ、数多くのお客様にどうしてもまたプレーする機会提供をしたく、代替地の模索を続けてまいりました。そして見つかったのが現在の新山下の土地。今年の2月1日にオープンにこぎつけることができ、ちょうど一年でカムバックできました」
 


近隣住民や施設との調整にも時間がかかったという
 

すぐにでも新しい場所でオープンさせたかったそうだが、場所探しから建設まで、さまざまな事情が重なり、1年後のオープンとなったそう。それでも1年でオープンするなんて、石崎君の顔面ブロックばりにガッツがあります・・・・・・違うか。
 


「顔面ブロック」でおなじみの石崎君