夏のはじまりを告げる『アロハヨコハマ2011』の様子は?
ココがキニナル!
横浜でアロハヨコハマというイベントが開催されるのですが、様子をレポートしてください!
はまれぽ調査結果!
ファッション、カルチャー、ステージ、フードとハワイ三昧。混雑しているのに、どこかのんびりした、心和む雰囲気でした!!
ライター:吉澤 由美子
「Aloha」はハワイ語での挨拶で、「愛」「誇り」「歓迎」といった意味も込められた言葉。
「ALOHA SPIRITS」は、見知らぬ他者に対する寛容と、敬愛と助け合いをモットーとするハワイの精神。
大さん橋会場の入口
夏のはじまりを告げる横浜のイベントといえば『アロハヨコハマ』。
世界最大級のハワイイベントとして、今年ですでに10回目となった。
横浜とハワイの歴史的な結びつきが生んだ『アロハヨコハマ』
横浜でハワイフェス。
ちょっと意外な気がするけれど、実は、日本が外国と条約を交わした初めての相手がハワイ王国。
しかも、そのいきさつには横浜が重要な役割を果たした。
ハワイ王国最後の国王カラカウアが、1881年、世界一周旅行の途中で横浜に上陸。
その際、日本の楽団が国王作詞のハワイ王国国歌を演奏し、国賓として歓迎。
日本の敬意にあふれたもてなしに国王が感激し、以後日本とハワイの友好的な交流がはじまった。
色鮮やかでデザインもさまざまなレイの数々
その後、数多くのハワイ移民が横浜港からハワイへ旅立っていった経緯もあり、横浜とハワイには歴史的にも深くつながってきた。その縁で、ハワイ州観光局も後援するこのイベントが横浜で毎年盛大に行われているのだ。
『アロハヨコハマ2011』ポスター。左下にAlohaに日の丸を入れたデザインがある
今回のテーマは、『日本中にAlohaを Aloha For JAPAN アロハヨコハマ2011』。
東日本大震災被災者への支援と、被災地の復興を「ALOHA SPIRITS」で応援するというもので、震災直後にハワイでいち早く立ち上がったチャリティプログラムと連動させた内容だ。
会場では、義援金の募金やチャリティTシャツの販売といった、被災者や被災地支援のためのプログラムを実施している。
ショップにステージ、会場はハワイ三昧
どの出展ブースのスタッフも笑顔が魅力的
アロハシャツやパウスカート、レイやシェルネックレス、バッグや小物といったハワイアンファッションのショップがずらりと並んだ会場はカラフルで華やかだ。
アロハシャツ3300円、レイ1000円など、お手頃な価格
ボディペイントやウクレレ、リボンレイのワークショップもある。
リボンレイは家で自作できるキットが多数あって、さまざまな年代の女性に人気を集めていた。
ハワイからやってきたウクレレは1つ1つデザインが違う
ふわりとプルメリアの甘い香りが漂ってきた先には、ハワイの花が飾られている。
エキゾティックで豪華な南国の花々にはっとする
歩いているとワークショップ以外にも、クラフトの制作過程を目の前で見ることができる場所がいくつもある。
生花でレイを作る大谷幸生さん。同じ場所で生花の髪飾りを作っている場合もあるとか
大さん橋ホールの入口と奥には大きなステージがあり、フラダンスやハワイアンミュージックの演奏が楽しめる。
奥のステージの優雅なフラ。髪やスカートの動きがきれいに揃っている