横浜市営地下鉄が2015年7月から快速運転を開始! 詳細は?
ココがキニナル!
横浜市営地下鉄 快速列車が7月から運行開始。ダイヤと停止駅。難しいと言われていた在来線の追い越しもキニナル(聖条李樹丞威茉芭崩さん、takechanさん、yakisabazushiさん)
はまれぽ調査結果!
2015年7月中の快速運転実施が決定。平日・土曜休日の午前10時から午後4時まで1時間2本運転し、18駅に停止。上永谷駅、新羽駅で追い越し可能
ライター:はまれぽ編集部
7月から快速運転実施
横浜市交通局は2015年7月から横浜市営地下鉄ブルーライン(BL)で快速運転を開始する。平日・土曜休日の午前10時から午後4時まで、現在は1時間につき8本運行しているところ、さらに2本増の1時間当たり10本で運行する。市営地下鉄が快速運転を実施するのは開業42年目で初めて。快速列車でも運賃に変更はない。
快速運転を開始する横浜市営地下鉄BL
BLはあざみ野―湘南台の32駅を結ぶ路線で、全長40.4kmを約66分で運行している。
快速運転の停止駅はあざみ野から新羽の各駅、新横浜、横浜、桜木町、関内、上大岡、上永谷、戸塚から湘南台(藤沢市)までの各駅の計18駅。快速運転導入によって1日当たり3000人の利用者増加を見込む。
快速運転の開始によって、どのような変化があるのか。また、どういった基準で停車駅を決めたのか。さまざまな疑問を横浜市交通局高速鉄道本部運転課の神田聡雄(かんだ・としお)運転課長と同課の畑沢安彦(はたざわ・やすひこ)運転係長に聞いた。
神田課長(右)と畑沢係長
神田課長によると、快速の導入で、あざみ野―湘南台間が最大約10分の短縮となる。具体的な区間では、現行は22分かかる関内―戸塚間が17分に、横浜―新横浜間が11分から8分に短縮される。
停車駅については、ほかの鉄道事業者との乗り換えの兼ね合いや車両基地の有無から決定した。投稿にある在来線の追い越しについては車両基地のある上永谷駅と、待避線のある新羽駅で可能だという。
新羽駅の待避線
神田課長は「日常的に地下鉄を利用いただいている方だけでなく、新幹線利用者の利便性向上につながる。また、港北ニュータウンや泉区の方をより速く横浜市中心部にお届けできる」と話す。
利用者の利便性向上のための快速運転
快速導入に合わせてダイヤ改正も行う。午前6時台の朝ラッシュ時に上下線を各1本増発するほか、午後9時から午後11時台の夜間に上り線3本、下り線2本の増発も行う。
さらに、一部区間で始発時間の繰り上げと終電時間の繰り下げも実施する。