まるで秘境、戸塚にあるすごい施設「横浜南フィールドアーチェリーコース」に突撃!
ココがキニナル!
戸塚区に横浜南フィールドアーチェリーコースという所があります。なかなかハードルの高そうなスポーツですがぜひ体験レポートお願いします。今から腕を磨けは東京オリンピック出場も夢ではない!かも。(たこさん)
はまれぽ調査結果!
大自然の野山に設置されたターゲットを狙うフィールドのアーチェリー場。初心者から上級者まで楽しむことのできる穴場スポットだった
ライター:細野 誠治
編集長観察日記・第二弾! フィールドアーチェリー編
3月末、とある打ち合わせ。
担当編集の山岸(以下、ヤマギシ)と次回の取材先を決める。
オレ:「アーチェリーは知ってるけど、フィールドアーチェリーって? フィールドっていうことは外でするんだよね?」
ヤマギシ:「ですねぇ。・・・体験レポですねぇ」
オレ:「体験ですか・・・」
編集長・吉田、アスレチック2ヶ所を攻略!
オレとヤマギシ、ばっちり過去のキニナルを思い返す。
聞けば、動ける“ぽっちゃり”編集長・吉田、先日の横浜マラソンも完走し今、自信満々でノリにノっているとか。
「できないことなど、何もないっ!」と豪語しているとか。
自信、あります!(by吉田)
ならば・・・というワケで吉田に体験レポ第2弾「フィールドアーチェリー編」を打診すると「あっ、行けますよ。問題ありません」との返事。
やっていただきましょう! フィールドアーチェリー、吉田初体験!
(後日、吉田の言っていた「行けますよ」が、取材ともうひとつ「オリンピック」にもかかっていると分かり、オレとヤマギシで震え上がる)
吉田、オリンピック行けるってよ
結果にコミットしない。つか気配すらない、吉田
桜の咲いた週末、最寄り駅であるJR戸塚駅に集合する、自称・オリンピック候補とサポートメンバー(吉田、ヤマギシ、オレ)。
江ノ電バス2番乗り場から「戸塚駅循環バス」に乗り「かくぜん」で下車、すぐ
目の前が「横浜南フィールドアーチェリーコース」
吉田:「弓引いて狙って、的の真ん中で手離せば当たるんでしょ? できますよ」
オレとヤマギシで無視して受付へ
こちらオーナーの吉原崇(よしわら・たかし)さん
フィールドアーチェリーは、山野に設置された標的を弓で矢を順に射って、採点しながら回る競技。
ここ、横浜南フィールドアーチェリーコースは1971(昭和46)年にオープン。きっかけは持ち物の山の有効活用。そしてこの年代、アーチェリー・ブームがあったため。代表の崇さんのお父さまが作ったそうだ。
弓や矢など、すべてレンタルが可能。手ぶらで訪れても全然大丈夫!
最近は土・日・祝日中心に営業中。
料金はフィールドに出ると3500円で、練習場のみの利用だと700円。時間は午前9時から日没までで、悪天候の際には基本的に中止しているそう。
こんな方も訪れてます
使用する弓は最も基本的な装備の「ベアボウ」をレンタル。
アームガードに指先を守るタブ、腰には矢を収納するクイーバーを装着
はい、でき上がり。日本代表予定、吉田
吉田:「ここで腕を磨けばオリンピック行けますかっ!?」
崇さん:「・・・・・・行けるね(ニッコリ)」
吉田:「よしっ!!」
大人の誰しもが言う、優しく無責任な嘘。
今週のHOT画像。ウェイトは83kgをマーク!
山の麓に作られた受付から少し登ると、段々になった棚状の射的場が現れる。
まずはここでアーチェリーの基本を教えていただく。
基本が学べ、平場でのアーチェリーの練習ができる射的場
さぁ行こう
初心者でも安心。崇さんがマンツーマンで指導してくれる
引き絞るとプルプル震える吉田
姿勢や矢のつがえ方、射るための動作をしっかりと教えてもらう吉田。
吉田:「(弓を持つ)左腕がキツいっす、細野さんっ!」
バイヴレーターのようにプルプルする、吉田・マナーモード・信輔。
崇さん:「・・・ダメだ・・・」
そう言って弓を交換する崇さん。
オレ:「どうしたんですか?」
崇さん:「(弦<つる>が引きやすい)女の子用に交換したの」
顔を背けたヤマギシの肩が激しく震える。
がんばれ、編集長!
使用するターゲット
ここで至極簡単にルールの説明を。
上のターゲット写真の真ん中の黄色が8点、その周りが7点。そして赤、青、黒と外周に向かうに従い1点ずつ点数が減ってゆく。
使用する矢の数は3本。この3本勝負で得点を競う。
(吉田のいる射的場、ターゲットまでの距離は5メートルと10メートルがあり、吉田は迷わず5メートルからスタート)
ちょっと凛々しく見える・・・
ターゲットまで5メートル。悪戦苦闘する吉田だが、まったくの初心者が当てるのは大変。
挑戦すると分かります(オレは何故か右腕が痛い)
あっ、これ楽しい! (体のどこかが痛いとか、見せ場作ってくれヤマギシ)
ここで吉田、魂の叫び。
「これくらいっ! 横浜マラソン完走に比べればっ! どうってことないですからッ!!」
よっぽど辛かったんだな、フルマラソン完走・・・(そうなの? 愛ちゃん)。