横浜のふ頭に数軒ある「波止場食堂」。女性一人でも大丈夫?
ココがキニナル!
元町中華街駅から港方向にちょっといったところにある「波止場食堂」がずっと気になっています。女子一人では厳しい感じでしょうか・・・気になります。。。(023さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
バスガイドさんや港湾関係の女性職員が一人で来ることもあるそうです。女性向けのヘルシーメニューもありました。
ライター:河野 哲弥
「波止場」。
船荷をさばく作業員が汗にまみれ、大型車両が轟々と行きかい、巨大な工場が日夜を問わず稼動している。そんな「男の仕事場」としてのイメージが強い場所に、その名も「波止場食堂」があるという。
果たして女性一人で行くには厳しい場所なのか、その実態を調べに潜入してみた。
こんな感じの食堂が、横浜に数店ある
その実態は、港湾関係者の福利厚生施設だった
山下ふ頭にある「波止場食堂 山下店」外観
駐車場からの眺めは、まさに「波止場」だ
公式サイトによれば、「波止場食堂」は、社団法人横浜港湾福利厚生協会によって運営される福利厚生施設のひとつで、本牧・山下・大黒の各ふ頭で合計7店舗を展開しているようだ。同協会に加盟している法人は200社以上。他に住宅や保養所、コンビニなどを経営している。
今回訪れたのは、キニナルに寄せられた山下ふ頭にある2店舗。同じビル内に「山下店」と「山下中華店」がある。例えるなら「社食」のようなものだから一般客は入店不可かと思っていたら、誰でも自由に利用できるそうだ。
まずは、2階にある「山下店」から覗いてみよう。
丼ものや、蕎麦・うどん類が中心、「かけそば」はなんと200円
開店直後の店内の様子
食券を置いた場所と同じ番号の札を取って待つ仕組み
今回の目的は「女性一人で利用しやすい」かどうか。さっそく職員の方に女性向けのお勧めメニューを聞いてみた。すると、今の時期なら「夏の冷し麺」セットだという。もちろんオーダーしてみた。
シャケイクラ丼と、オクラの入ったトロロ蕎麦のセット600円
見た目の鮮やかさと、ヘルシーなネバネバ食材が女性に人気のヒケツなんだそうだ。
実際食べて驚いたのが蕎麦のコシ。
トロロやオクラのスルスル感の中で、しっかり主張を残していく歯ごたえが旨い。
肝心の、一人で来店する女性客がいるのか聞いてみると、バスガイドや女性職員の他、最近では女性のタクシードライバーも増えているそうだ。また、山下公園やマリンタワーに近いので、カップルや家族連れも多いとのこと。一人かどうかは記憶していないが、女性の来店は2割程度と話していた。
尚、代表的なメニューは、「かけそば」200円、「カレー」400円、「日替わりランチ」500円といったところ。