野毛に突如現れた、A5ランクの肉が1枚から食べられる立ち食い焼肉「治郎丸」に突撃!
ココがキニナル!
野毛の三陽本店の跡地にやってきた、A5ランクを1枚から注文できる立ち食い焼き肉店について知りたいです。最近話題のお一人様歓迎の立ち食い焼肉なんでしょうか?(ときさん、プライドさん)
はまれぽ調査結果!
2015年2月にオープンした「治郎丸」は上質なお肉を300円以内で一枚ずつ頼めるのでいろいろな部位を楽しめる!3000円で大大満足
ライター:おばら かずし
「うまい肉が食べたい」・・・
最近糖質抜きダイエットを行っている筆者。以前、腹圧の上昇による逆流性食道炎になって死ぬほど苦しい思いをしたからです(20代でなるなんてまずい・・・!)。
サラダチキンとツナ缶は常備
そんな筆者はもっぱら肉、肉、野菜、魚、肉といったところで腹を満たしているが、どうしても鶏肉や豚肉など安い肉に手が出る。おなかいっぱい食べるには、安くなくてはならないのだ。牛肉が食べたい・・・。しかもいい肉をおなかいっぱい・・・。
そんな中、編集部より飛び込んできたうってつけの調査依頼。「“野毛の立ち食い焼肉”の店を取材しませんか?」
やる! やります! 即答。(食事代は編集部持ち・・・??)というわけで、ジムにて体を臨戦態勢にしてから野毛に直行だ!
ジム終了後、編集部・山岸と待ち合わせ
いざ、野毛治郎丸へ
猛暑の中、汗だくになりながらオアシスを求めるかのごとく投稿にあった立ち食い焼肉の店「治郎丸(じろうまる)」へ向かう。
野毛小路に入ると、開店前の準備に追われる店々を横目に、否が応でもテンションが上がる筆者。足早に、目的地へ到着。
ビール! にく! ビール! にく!
着いた! メニュー表と対峙する筆者
店の壁には「本日の肉」がランク表示と共にぶらさがっている
お店の場所は投稿にあったように「三陽本店があったところ」といえば、野毛になじみのある人はお分かりであろう。野毛の桜木町寄り、メインストリートに位置している。
ここ(Google mapより)
営業時間。平日でも午後4時開店というのは野毛スタンダード
では、いざ入店!
開店前のお忙しい時間帯にもかかわらず快く取材をお受けいただき、スタッフの川井田さんにご対応いただいた。
バッチリきまっている川井田さん
まずはお店の概要についてお話を聞く。
「野毛の治郎丸は株式会社FirstDrop(ファーストドロップ、本社:横浜市神奈川区)がフランチャイズで出店しているお店です」と川井田さん。
治郎丸はもともと、複数の飲食店を経営する株式会社越後屋(本社:東京都港区)が新宿西口にオープン。フランチャイズ展開をしていたとは知らなかった。
野毛店の経営母体である株式会社FirstDropは神奈川県内、東京都内に「はなたれ」という屋号で複数出店をしている飲食店経営をしている会社だ。
野毛にある「魚とワイン・はなたれ」も野毛治郎丸と同じ会社が経営
「治郎丸が都内で話題になっていたのを知り、フランチャイズでの出店を打診しました。治郎丸のほかの店舗、大井町店、大森店も別会社によるフランチャイズ店です」
現在、治郎丸は新宿、大井町、大森、秋葉原と都内に4店舗出店。野毛の店は唯一の都内以外にある店舗だ。
椅子はなく、テーブルには8機のコンロが置いてある。続いて、システム、客層について説明してもらった。
店内はこんな感じ。寿司屋のカウンターのようだ
「ここは立って食べるスタイルのお店です。注文は肉1枚からOKで、好きな部位を好きなだけ食べることができます。価格が安い“ホルモン”だと30円から。A4、A5ランクのお肉も300円以内で提供しています」
「一度に入店できる人数はだいたい16人~20人くらい。立ち食いのお店ということで、男女問わず一人でさくっと食べて帰る人も多いですね。もちろん男性グループや、カップルなどもいて客層は多種多様です。現在1日最高で170人のお客様に来店いただいています」
川井田さんは「はなたれ」のもとアルバイト店員! 今年から社員になったそう
お客さん1人あたりの単価はどのくらいなんでしょうか?
「平均単価は2000円程度です。ホルモンとお酒を1杯だけ頼んで500円で帰る人もいます。逆に“端から端まで”注文して食べる方もいます。肉のメニューを全部食べるとだいたい合計8000円くらいですね」
端から端まで! やってみたい。そして、できてしまうお値段なのがまたすごい。
カウンターの後ろには寿司屋のように肉一覧が並んでいる