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横浜のキニナル情報が見つかる! はまれぽ.com

どこから見ても倉庫なのに居酒屋? 鴨居の謎の店「遊酔食市場 勢」に突撃!

ココがキニナル!

第一京浜子安ランプ入口の横にある「倉庫を改造した居酒屋レストラン 勢 」という店がキニナル。入り口は居酒屋風、上にかかっている看板は洋風という変わった造り。どんな料理があるのか取材を!(環2の星さん)

はまれぽ調査結果!

倉庫を改造した店内は昭和を思い出す懐かしさを演出。塩で食べるお寿司など海鮮料理を中心としたこだわりの料理の数々がある。から揚げも美味!

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ライター:はまれぽ編集部

倉庫・・・『大辞林 第三版』によれば材料・製品などを貯蔵・保管するための建物。また、他人の物を預かるための建物・設備、とある。

なるほど、そのとおり。筆者の認識も大差ない。

しかし今回のキニナル投稿は「倉庫を改造した」居酒屋さん。貯蔵・保管するための建物が倉庫なのに、居酒屋さん? いったいどんなお店なのだろうか? これはキニナル!

早速リサーチを開始するとここで衝撃の事実が!
 


勢(せい)新子安店・・・2015(平成27)年7月に閉店

 
いきなりの頓挫に頭を抱えるも、ここでハタと気がつく。
『遊酔食居酒屋 勢』の本店である鴨居店も倉庫を改造したお店だからお店の雰囲気や料理は似ているはず! と。ならばいかない理由はない。
 


地図だとこのあたり
 

着きました。最寄のJR横浜線鴨居駅北口
 

鴨池橋を渡り、ミニストップを左に曲がる
 

しばらく道沿いに進むと、こんな看板!
 

看板の示す先には・・・
 

住宅街に突如現れる、まごうことなき、倉庫
 

間違いない!
 

まちがい・・・
 

ない!!
 

正面上にある電光掲示板にもその証が!

 
見た目は完全に倉庫だが、完全にお店。なんだかワクワクする。はやる気持ちを抑えながら、早速入店。
 


天井を見ると倉庫? と思わせるが
 

目線を下げれば居酒屋さん

 
倉庫の中に広がる空間は昭和を感じさせる。古臭いというわけではなく、懐かしい。
 


ポスターなどの小物も昭和を演出

 
では店長の金子晋(かねこ・しん)さんにお話を伺おう。
 


鴨居が地元という金子さん

 
同店は1994(平成6)年にオープン。多賀谷彰(たがや・あきら)さんがオーナーを務める。もともと多賀谷オーナーのお父上は居酒屋事業を営んでおられたが「勢」は多賀谷オーナーがはじめた新形態の居酒屋であった。

今でこそ、大型商業施設のららぽーと横浜ができ、にぎわいを見せている鴨居だが、当時はほとんど何もない土地だったそうだ。ただ、NECやパナソニックの大規模な事業所があったので、そこで働く人たちや近所の方々を対象としたお店をはじめることを決め、ここに同店を開いた。
 


連日、多くの人が訪れるららぽーと横浜

 
それから20年以上の月日が流れた現在も、ここ鴨居で変わることなく営業を続けている同店。定休日は日曜日で月曜日から土曜日までは午前11時30分からランチタイム、午後5時からはディナータイムとなっている。ランチを含めると1日に80人以上のお客さんが利用しているそうだ。

では「勢(せい)」という店名はどういった由来なのか確認すると「勢いのある居酒屋としてやっていこう」という意味。
 


お祭りで気合を入れて「セイッセイッ」という掛け声も出しますしね

 
では「なぜ倉庫なのですか?」と、もっともキニナル疑問をぶつけてみた。

当然ながら倉庫には壁、屋根、床といった外枠があり、倉庫を利用すれば一から建物を建てなくて済む。それは大幅なコスト削減につながる。そう考えたオーナーは、元からあった倉庫を生かし、倉庫の中に居酒屋の内装をはめ込むことにしたのだ。

「外観は完全な倉庫なのに、中は昭和の居酒屋。このギャップに驚くお客さんもたくさんいます」と金子さんは言う。
残念ながら諸般の事情で7月に閉店してしまった子安店は看板など、よりオリエンタルな雰囲気であったが、同じように倉庫を利用したお店だったようだ。
 


たしかにこの外観からは中は想像もできない!

 
昭和の風情を感じさせる内装は、若者から年配の方まで評判が良いそうだ。
 


最近まで現役だったというジュークボックスには・・・
 

「中森明菜」や「山口百恵」などが歌う昭和歌謡曲が! 

 
ちなみに筆者が愛してやまない、上田正樹『悲しい色やね』も発見。
 


いいねえ

 
元は広々とした倉庫だけに1階に最大80名、2階の大広間では100名も収容可能。
 


最大180名!
 

2階には広々とした大広間。週末や忘年会のシーズンなどは予約で埋まるとか!?

 
店内を撮影しているとき、大型の空調が随所にみてとれた。夏は暑く冬は寒い、とならないよう室温には特に気をつけているそうだ。

お店のコンセプトや料理、雰囲気など、お店を評価するポイントは数多くある。しかし、こういった細やかな気配りも長年、多くのお客さんに愛されてきた理由のひとつではないだろうか。