過去最高、約3万6000人が来場! 横浜DeNAベイスターズ「ファンフェスティバル2015」をレポート!
ココがキニナル!
今月28日に横浜スタジアムでベイスターズのファン感謝dayがあります。昨年は過去最高のファンが来てましたが今年の様子を調査お願いします。(fire_jiさん/へぼっしさん/ゆうっちょさん)
はまれぽ調査結果!
2015年は横浜公園全体を使用した「ファンフェスティバル2015」。約3万6000人が来場したイベントの様子を詳細にレポート!
ライター:田中 大輔
今季の横浜DeNAベイスターズは、首位ターンからの最下位。
てっぺんからビリっけつまで、すべての順位を味わうこととなったジェットコースターのようなシーズンが終わり、選手や首脳陣の去就に興味が移る季節になった。
でも、まだ忘れちゃいけない最後のビッグイベント。
はじまるよ~
11月28日(土)、例年より少し遅れて「ファンフェスティバル2015」が開催された。
2015(平成27)年は横浜スタジアムの中だけに留まらず、スタジアムのある横浜公園全体を会場として、昨年の2万3155人を大きく大きく上回る3万6196人のファンが来場。
DeNAベイスターズの2015年を締めくくるイベントの様子をレポートしよう!
ファンフェス開幕!
ファンフェスの始まった午前11時。すでに客席には多くのお客さんが詰めかけ、今年は外野席にもファンの姿が見受けられた。
オープニングアクトは、dianaキッズの女の子たち。
キラキラ光るポンポンを手に、可愛らしくカッコよくダンスを披露してくれた。
元気いっぱいのパフォーマンスで幕開け!
続いて、ホームベース付近に設置されたメインステージに登場したのは、MCを務めるお三方。
今年のMCはこの3人
上写真左から、おなじみの、スタジアムDJ・南隼人さん、山﨑まさやさんに加え、今年はお笑いコンビ「インパルス」の堤下敦さんも参加し、いよいよイベントの幕開けだ。
3人に呼びこまれ、選手たちも壇上に勢ぞろい。
ラミちゃん新監督は、残念ながらビデオメッセージでの出演
来季から新選手会長となる山口俊(やまぐち・しゅん)投手があいさつに立ち、すっかり恒例となった「I ☆ YOKOHAMA」の掛け声でファンフェスが開幕。来場者は広い会場の中から、お目当てのスポットへと足を運んだ。
さまざまなイベントが開催!
なにしろ横浜公園全体が会場なので、イベントは例年以上に同時多発だ。
スタジアム内のメインステージでは、オープニングセレモニーに続き、最初のトークショー「俺の話を聞け!こだわり選手権」がスタート。
ベテランにも長年のこだわりがある!?
三浦大輔(みうら・だいすけ)、後藤武敏G(ごとう・たけとし・ゴメス)、白崎浩之(しらさき・ひろゆき)、井手正太郎(いで・しょうたろう)、三上朋也(みかみ・ともや)の5選手が登場し、それぞれのこだわりをテーマにトークを展開した。
スパイクの磨き方にこだわる白崎(右)
道具のメンテナンスの仕方から、球場までの道のりまで、選手によって違ったこだわりがあることが分かり、選手同士で驚いたりする場面も。
トークショーをBGMに、外野エリアでは選手とのキャッチボール体験が同時に開始された。
憧れの選手たちとのキャッチボールは野球ファンの夢。
一生の思い出になるプロ野球選手とのキャッチボール
ちびっ子からおじさんまで、さまざまな人たちが、選手との夢の時間を楽しんでいた。
球場外では、おなじみとなった「ハマスタBAYビアガーデン」や、各選手がPRブースを訪れてファンと交流する「ふれあいタイム」、小さな子どもを対象にした「キッズキャッチボール」などの催しが行われた。
キッズキャッチボールの様子。球団OBやパパママとボール遊び
とにかく会場が広く、取材する側はてんやわんやだが、どの会場でも笑顔の来場者たち。選手たちも普段は見せないリラックスした表情で、ファンとの交流を楽しんでいるようだった。
まだまだ続く、ファンフェス!
午後になってもファンフェスのパワーは衰えることなく、盛りだくさんのイベントが開催されていく。
年末に行われる「12球団ジュニアトーナメント」に出場するDeNAベイスターズジュニアの面々がステージに上がった後は、先日、入団会見を行ったばかりのルーキーたちの登場だ。
年末の大会に向けて練習中! ベイジュニアの面々
注目のドラ1、ドラ2コンビ。とうとうファンの前に
写真左から、今永昇太(いまなが・しょうた)投手、熊原健人(くまばら・けんと)投手。
ちょっと緊張気味のフレッシュな新戦力の登場に、客席からは大きな歓声。
来季はぜひ大活躍をして、笑顔でファンフェスに戻ってきてほしいところ。ちょうど今回、誰よりもファンフェスを楽しんでいたっぽい山﨑康晃(やまさき・やすあき)投手のように。
たぶん誰よりも楽しんでいた人。笑顔でファンに手を振り続けた
さて、続いて行われたのは、そのヤマヤス投手も参加した「MY BEST PLAY HILIGHT」。
筒香嘉智(つつごう・よしとも)選手、梶谷隆幸(かじたに・たかゆき)選手も加わり、チームの顔3人が自分たちのベストプレーを映像とともに振り返るという内容。
山﨑投手のハイライトを鑑賞中
ファンの記憶にも残るカッコイイ名シーンの映像もあれば、筒香選手が自分に関係のない、キャッチャーからの送球が井納翔一(いのう・しょういち)投手に直撃した場面をピックアップしたり、梶谷選手が自ら、捕球後に開いてしまった外野フェンスに吸い込まれたシーンを紹介するなど、会場は笑いに包まれた。
先輩はしっかり笑いどころも用意していた
トークでは、山﨑投手の登場シーンで定番となった「ヤスアキジャンプ」にひとつ注文。
「あの盛り上がりの中、リリーフカーで出てくるのはダサい」と一喝し、「走ってくればいいのに」
「走った方が絶対カッコイイ」と梶谷先輩
当の山﨑投手は苦笑いしながらも、「じゃあ、来年は走ります? 考えておきます!」と宣言。来季の登板が今から楽しみだ。
こちらと同じ時間、スタジアム外のステージでは、山口俊、高崎健太郎(たかさき・けんたろう)、下園辰也(しもぞの・たつや)、砂田毅樹(すなだ・よしき)、井納翔一の5選手が参加した「野球から私生活まで○×な話」もスタート。
質問に対して○か×かで答えていくトークショー
さまざまな質問に○か×の札を上げて答えるこのコーナーでは、高崎投手がゲン担ぎに「ピンクのパンツをはく」ことなどが発覚し、ファンは選手のトークを堪能したようだ。