川崎・元住吉の焼肉交差点にある「北京」の屋上に「謎の鐘」があるって本当?
ココがキニナル!
川崎市の木月四丁目交差点に昔からある焼肉屋「北京」の屋上になにやら鐘らしきものがあります。あの鐘はどういったもので、どういった経緯で設置されているの?(Yorupikuさん)
はまれぽ調査結果!
鐘は北京ではなく隣のSJビルのもの。ビルの持ち主「ボウクス株式会社」によるとイギリスのセント・ジェームズ宮殿をモチーフに1998年に作られた。
ライター:はまれぽ編集部
焼肉交差点に鳴り響く謎の鐘
みなさんは川崎市中原区にある木月4丁目交差点が「焼肉交差点」と呼ばれていたことはご存じだろうか?
この木月4丁目交差点に「北京」「樹樹」「新福」「焼肉公苑」という4つの焼肉店が集まっていたことから「焼肉交差点」と言われていたらしい。
こんな感じ。2015(平成27)年現在、この地には「樹樹」しか残っていない
そして今回は焼肉店「北京」の屋上にある鐘についてのキニナル投稿。焼肉店の屋上に「鐘」とはなんとも不可思議だ。いったい何のために設置したのかキニナル。
投稿によると、確かに屋上に鐘のようなものが見える!
早速、調査開始!! 現場に足を運ぶ。
こちらが北京
北京は2015(平成27)年4月に起きたダクト火災により閉店。元住吉のブレーメン通り商店街へ移転し営業を再開している。いずれはこのビルも取り壊すそうだ。
では早速屋上を拝見、とビルを見上げるも鐘のようなものは見当たらない。
交差点を渡り、向かいから見ると・・・
衝撃の事実!
確かに鐘はあった。北京の隣のビルに! 右に写っているのが北京のビルである。
投稿者の絶妙な撮影位置によってあたかも北京の屋上に鐘があるように見えていただけだったのだ。
隣のビルの真下から見上げると、かすかに鐘が見える
移転した「北京」を訪ね、焼肉でも食べながらお話を聞こうと思っていた当てが外れた。