まず「ポムポムプリン」とはなんぞや――筆者はそこからである。調べたところ、プリンをモチーフにしたサンリオのキャラクターらしい。
　

ネットで検索した時のスクリーンショット。これがポムポムプリン

　　
これだけ画像があがるということは、まったくの無名ということはないだろう。

単に筆者が知らなかっただけか。とはいえ「サンリオ」のカフェではなくポムポムプリンのカフェとは、ずいぶん絞ったものである。単体で看板を張れるほどこのポムポムプリンなるキャラクターは人気なのだろうか。その人気ぶりと、カフェとしての満足度を取材。36歳男性目線、いざ。
　　

横浜駅西口

投稿によるとポムポムプリンカフェがあるのは、「YOKOHAMA SOTETSU SQUARE」だという。歓楽街というイメージの強い場所だが、ファンシー極まりないカフェはきちんとやっていけているのだろうか。
　

お世辞にもフワフワとした可愛らしい場所とはいえない

　
西口を出て南幸橋を渡り、ビックカメラのところを左折してまっすぐ進むと・・・
　

ありました！

　
やや人通りの少なめな路地、「DMM VR THEATER（ディーエムエムブイアールシアター）」の隣に突然現れる異空間。
　

ファ、ファンシーだなぁ・・・

　
予測できたことだが、外から眺めていても中に入っていくのは女性のお客さんばかり。ここに男が入るのはなかなか勇気がいるが、そうも言っていられない。
　

決意のダブルグー
　

異物混入

　
店内に足を踏み入れると、黄色ベースの店内に、これも黄色い声が響いている。
　

俺はここにいて良いのか・・・
　

現実的な設備などが極力隠されている印象
　

お客さんは9割以上女性
　

見た感じで10代から40代くらいまでと、年齢層は意外に幅広い
　

物販コーナーも

　
しかし、意外にもお客さんの年齢層は幅広い。男性（カップル）も筆者を除いて2名いた。まぁ、若い女性が圧倒的多数なのには間違いないのだが。

スタッフさんに案内されてテーブルにつくと「担当が来るまでお待ちください」とコーヒーを出してくださった。
　

砂糖は2個がデフォルト

　
待っている間、店内を観察していると、改めてこだわりの強さが感じられた。
　

「横浜」ならではのイラスト
　

ライトカバーは全て顔になっている
　

細部に至るまで気が使われている
　

ポムポムプリンが視界に入らない空間が存在しない
　

ポムポムプリンと一緒に食事ができる席
　

こんな独特な客席も

　
ただポムポムプリンが飾ってあるお店なわけではあるまいと思ってはいたが、ここまでとは思わなかった。