横浜市民が東京にあこがれない理由は?
ココがキニナル!
藤沢市が主婦の幸せ度ランキングで全国1位に輝きました。神奈川県民は他県より「東京へのあこがれ」が弱い県なんだとか。理由は?藤沢やハマの市民に突撃インタビューお願いします(そうてつボーイさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
藤沢市の主婦のしあわせ度は86%と高めだった。そして、横浜市民が東京にあこがれない理由は地元での暮らしに満足しているから。
ライター:カメイアコ
編集部・山岸から「主婦のしあわせ度を藤沢市と横浜市で比較調査してきて」という指令を受けた。なんでも、学研パブリッシング社が発刊したアラサーママ向けの雑誌、『aene(アイーネ)』が実施した「主婦が幸せに暮らせる街ランキング」にて、堂々の1位にかがやいたのは、「神奈川県藤沢市」の主婦だったというのだ。
藤沢に行けば幸せになれるのか・・・
「あ、あと横浜市民が東京にあこがれがあるかどうかも知りたいから、そっちもよろしくっ!」ということらしい。東京にあこがれない人っているのかな・・・(ライター・亀井は東京にあこがれて北海道から上京済み)。
まぁ何はともあれ、まずは20代~60代までの藤沢市の主婦のみなさんに「地元の良いところ」、「不満に思っていること」、「今のしあわせ度」を聞いて、ランキング1位の真意に迫ることに。その後、横浜でも同様の質問をし、藤沢の結果と比較。そして市民に「東京へのあこがれ」があるかどうか、さらに取材した。
主婦のしあわせ度調査「藤沢駅編」
ここで、主婦を待ち伏せる
まず、個人的な感想だが、藤沢市の主婦のみなさん、忙しいと言いつつも、取材に丁寧に答えてくれる人が多くて、本当にありがたかった。ある奥様が「藤沢市民はのんびりしているのが特徴」と言っていたが、その市民性を実感することのできた取材だった。寒かったけど、心はとてもぽかぽかだ。
まずは、お子さん連れの30代主婦、あゆさんに話を伺った。
正真正銘の美人奥様。ちなみにしあわせ度は85%と高め
「海も近いし、子どもと遊べる公園も近い。リラックスできるのが藤沢のいいところ。不満を挙げるとすれば、医療費が高いことかな。医療費助成金が小学6年生までしかでないですし。ほかでは中学3年生まで出る地域もあると聞いています」
佐藤さんご夫婦、「しあわせ度100%です!」
「ゆっくり飲める居酒屋もあるし、行きつけをつくりやすい雰囲気がいいです。適度に自然が残っているところも好きですね」
幸せなオーラがものすごくて、思わずおがんでしまった亀井。どうぞ、末永くお幸せに。
神崎さんご家族、イルミネーションに負けない眩しい笑顔だ
「医療費の助成に少し不満はあるけど、海が近いし、家族とのんびり過ごせるからいいですよ。買い物するにも便利だし、交通アクセスにも不便を感じていません」
バスの時間が迫っているにもかかわらず、質問に応じてくださった奥様たち
「待機児童の問題があって、そこが不満ですね。でもスーパーや病院も近いし、公園もある。子どもとのんびり過ごせる場もあるので、総合的には満足です」
アロマテラピーの講習を受けた帰りという、ちーちゃんママさん
「やだ、サミットの袋もってるし、恥ずかしい」と恥じらう奥様。そうか都会にはこんなキレイな主婦がいるのか。サミットの袋を持っていなかったら、大学生のお子さんがいるとは到底思えない。
「若いころは東京にも行きましたが、家族と暮らすなら藤沢市がよいと思いますよ」と答えてくださった。
藤沢市で計25人に話を伺い、多くあがった不満は、子どもの医療費に関すること、保育園で待機児童が増えているということだった。
江の島公園からのロケーション(フリー画像より)
奥様25人の意見として多く挙げられたのは良い点は「海が近いこと」、「公園や緑が多いこと」、「とにかくのんびりしていて、落ち着いている」ということだった。
買い物も交通の便も良く、都心に出る必要もないそうだ。特に東京へのあこがれはなく、藤沢での生活に満足なのだそう。
では、藤沢市の主婦が本当に1位になるほど幸せなのか。比較すべく、横浜市に住む主婦のみなさんに「しあわせ度」を聞いてみることに。