まるで天空庭園、湘南で芸能を発信する江の島ビュータワーの穴場娯楽スポット「虎丸座」とは?
ココがキニナル!
片瀬江ノ島駅近くの高い建物の中に劇場? みたいなのがあって、以前友人が催し物を見に行って面白かったと言っていました。落語のイベントだったようです。取材してください(ごりらいもさん)
はまれぽ調査結果!
2003年からある「虎丸座」では、ご近所の方の合唱発表会から、本格的なオーケストラ、落語など、バラエティ豊かなステージを開催中
ライター:山崎 島
今回の記事はこちらについて。
ほっ
あ、今「またここ?」って思った人! その通り、またここです。あ、今戻るボタン押そうとしてる人! ふふん、今回は湘南で芸能を発信する、江の島ビュータワー7階にある知る人ぞ知るライブハウスの特集なんですからね、って、ちょっとまてーい。
アクセス等は割愛させていただきます
では行きます
エレベーターでぴゅーんと7階へ
ここです
ほかの階同様、エレベーターホールからは何屋さんか分からない。が、ワクワク感だけは伝わってくるのが江の島ビュータワーの特徴のひとつ。さてさて、どんな方とお会いできて、どんなお話が伺えるのでしょうか。お邪魔します。
ステージの無い日の店内の様子
ひっろーい、そして明るい!! 山崎の超少ない今までの経験から、ライブハウスってこう、暗くて狭くて煙たいイメージだったけど(すみません)、ここは逆。ほとばしる解放感がある。
窓から見える景色は
曇っていたにもかかわらず絶景でした
まるで天空庭園にでもいるような感覚になる、ライブハウス「虎丸座」のオーナーは、日に焼けた肌がダンディズムぎりぎりな河原さん。「おれは芸能人じゃないから」とお写真はNG。
残念。さっそく、同ライブハウスのあれこれを伺います。
よろしくお願い致します
江の島ビュータワーに「虎丸座」がオープンしたのは2003(平成15)年。
「ここができる前から、“オフィス虎丸”っていう名前で、音楽活動をやったり、オーケストラや演劇の企画をやったりしてた。役者やアーティストの卵を、テレビやイベントの司会に派遣して、芸能事務所のような要素もあったね」
「僕は自分で音楽やるだけじゃなく、いろいろな音楽を聴くのも好きで、自分のホールを持ちたいな、って思った。本当は渋谷でやろうかと思ったんだけど、僕はヨットが好きだから、湘南のこの場所に決めた」とのこと。
この場所は以前ヨットクラブ「湘南マリーンクラブ」の事務所だったそう。
事務所が立派なバーカウンターがあるライブハウスに
名前の由来は
「○○座ってつけるのが流行ってたし強そうだから」なのだとか。確かに「虎丸座」ってほんのり和風で攻めてる感あるし「今度さ、江の島の“虎丸座”ってライブハウスで歌うんだよね」とか言ったら、すごいものを想像しちゃうこと間違いなし!
河原さんは横浜市鶴見区ご出身だが、学生時代からヨットを始め、若いころから湘南で遊んでいらした。ヨット歴はなんと40年。今でもお仕事が無い時は海に出ていらっしゃる。
「人生たった1回、エンジョイしたい」と清々しく言い切られた河原さんの「虎丸座」では、ドラムやピアノなどの楽器や、機材など、ライブに必要な物は一通りそろっている。音響や照明などは河原さんがご自分でやられるのだとか。
ドラムもあるし
グランドピアノは2台もある
天井の防音や照明も、河原さん手作り
ミキサーやアンプなど機材はずらっとそろっている(HPより)
こちらのライブハウスを経営しているのは「株式会社太郎吉」という、1957(昭和32)年に設立の会社。同社は日本で最初にエアブラシを輸入したそうで、河原さんの義理の祖父様の会社を奥様が譲り受け今日に至る。なるほど、ご商売は成り代わりつつも、かなり老舗の会社なんですね。
HPにいろいろ記載してあります