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リニューアルした相鉄の新車両と制服はどんな感じ?

ココがキニナル!

相鉄線の新型車両9000系統と制服が新しくなるらしいけど、いったいどんな感じになるの?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

車体の色は横浜の海をイメージし、全体をグレートーンにまとめたリニューアル9000系統。アッキーナも満足の新制服で「次の100年」に向けて発車する

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ライター:はまれぽ編集部

次の100年へ



2017年に創立100周年を迎える相鉄グループは2016(平成28)年3月10日(木)、ブランドイメージと認知度向上を図る「デザインブランドアッププロジェクト」の第1弾として、リニューアルした9000系統車両と新制服を発表した。
 


こちらは現行の10000系
 

横浜市西区の「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」で行われた発表会では相鉄ホールディングス株式会社の林英一(はやし・ひでかず)社長、相模鉄道株式会社の小澤重男(おざわ・しげお)社長のほか、タレントの南明奈(みなみ・あきな)さんらが出席。

林社長が「相鉄沿線界わいの認知度やブランドイメージは極めて低い。2019年の東急電鉄との相互直通線開業を見据え、安全安心な輸送はもちろん、沿線の暮らしを豊かにすることに全力で取り組みたい。これまでの100年を礎(いしずえ)に、さらなる発展を目指す」とあいさつ。
 


並々ならぬ決意を語る林社長
 

小澤社長も「安全安心、快適、信用される輸送で多くの人に選ばれる沿線を実現するため、ソフト・ハード面の両方を整備していきたい」と話した。
 


「相鉄線を選んでもらえる取り組みを行う」と小澤社長
 

その後は、同プロジェクトの総合監修を担当する熊本のゆるキャラ「くまモン」の生みの親であるクリエイティブディレクター・水野学(みずの・まなぶ)さんと空間プロデューサーの洪恒夫(こう・つねお)さんがコンセプトとデザインの特徴を説明。
 


プロジェクターで説明を行う水野さん
 

水野さんは「これまでの100年から次の100年へ向け、古くなっていくのではなく、歴史を積み重ね、熟成させていくようにしたい」と話した。

また、洪さんは「鉄道は、もはや単なる交通手段にとどまらない。相鉄のアイデンティティーを創出する機会をいただけて光栄」とあいさつした。
 


それぞれのコンセプトを説明する洪さん(右)と水野さん
 

続いて9000系のリニューアル担当者が壇上に立ち、車体の「YOKOHAMA NAVY BLUE(ヨコハマネイビーブルー)」は横浜の海をイメージしたとし、色彩を出すまでの苦労を語った。

ボックスシートにスコットランドの皮革メーカー「ミュアヘッド」社の牛革を採用した理由について「革は使い込むうちに風合いが変わっていく。歴史を重ねていくというコンセプトに合致した」と説明したほか、さらなる新型車両の導入も検討していることを明かした。
 


導入を検討している新型車両のイメージ