リニューアルした相鉄の新車両と制服はどんな感じ?
ココがキニナル!
相鉄線の新型車両9000系統と制服が新しくなるらしいけど、いったいどんな感じになるの?(はまれぽ編集部のキニナル)
はまれぽ調査結果!
車体の色は横浜の海をイメージし、全体をグレートーンにまとめたリニューアル9000系統。アッキーナも満足の新制服で「次の100年」に向けて発車する
ライター:はまれぽ編集部
アッキーナも満足!
新型車両の説明に続き、2016年秋から相鉄グループの鉄道・バスで導入予定という新制服が披露された。
これまでの制服
スタイリストの伊賀大介(いが・だいすけ)さんを中心にデザインを決めた新制服に身を包んだ南さんが登場すると、まばゆいばかりのフラッシュがたかれた。
新制服で敬礼する南さん
男性用との違いはボタンの数
南さんは「着心地がいいし、かっこいい。気持ちがシャキッとする」と満足げな表情で「相鉄線はおばあちゃんと一緒だったり、免許更新で二俣川に行くときに使っていました」と話していた。
相鉄の思い出を語る南さん
「デザインブランドアッププロジェクト」には、沿線の定住者を増加させたい狙いもある。
林社長が述べた「沿線界わいの認知度やブランドイメージが低い」という点について、相鉄グループの調査によると、相鉄線を好意的に思っている人の割合は沿線住民が約70%なのに対し、それ以外では15%ほどにとどまっている。沿線以外の人たちの相鉄線に対する認知度も約40%という結果だった。
林社長は「他社沿線に住んでいる人に魅力をというよりは、まず相鉄沿線に住んでいる人が誇りに思ってもらえるように開発していきたい」と展望を語った。
「都市の利便性と自然環境を打ち出したい」と林社長
続いて、横浜駅に移動すると、ヨコハマネイビーブルーの9000系統がホームに到着。発表会の出席者のほか、招待された近隣の幼稚園児が乗り込むと、南さんの「出発進行!」の合図で西横浜駅に向けた臨時列車が出発した。
新型車両、いざ出発!
2016年春に通常運行を開始する予定の新9000系統の車内はシックなグレートーンに統一。昼と夜だけでなく、季節によっても照明の色を変えるなどの工夫がなされているが、林社長は「全車両に導入するのは7~8年はかかるのでは」と話していた。
全体的に落ち着いた色味
昼(左)と夜で照明も変わる
本革シートには「SOTETSU」のロゴ
園児も
南さんも大満足
相鉄グループでは2016年4月9日(土)に、相模大塚駅構内でリニューアルした9000系統の一般向け撮影会、同10日(日)にはいずみ野駅でいずみ野線開業40年記念イベントを行う予定。
取材を終えて
発表会では「これまでの100年を礎(いしずえ)に、次の100年に向けたさらなる発展のために取り組んでいきたい」と話していた林社長。
「次の100年」に向けた相鉄の取り組みに注目したい。
次の100年に出発!
―終わり―
ushinさん
2016年03月16日 22時56分
新型車両のデザインセンス悪すぎないか?俺の相鉄はいったい何を血迷ったんだろう・・・
のんべえさん
2016年03月12日 11時59分
相鉄線沿線の住民です。遊興、通学、通勤、相鉄線は私の人生の一部であるかもしれません。
Nicksさん
2016年03月12日 03時11分
自社の認知度やブランドを客観視するのは意外に難しいが、きっちり認識しているところに今後の成長に大きな期待が持てると思う。天王町~星川の連続立体交差事業、東横とJRへの相互直通、鶴ヶ峰近辺の連続立体交差事業決定、二俣川は神奈川県の医療機関や試験場が集中し、いずみ野線沿線は綺麗なニュータウンが造成され、今後新横浜や鶴見経由で東京と結ばれる。横浜市内で横浜駅から西部を結節する極めて重要な鉄道ネットワークだと思う。今後はJR横浜線や根岸線との相互直通を構想したりしても将来有効ではなかろうか。駅周辺の再整備やブランド化を進め若年世帯に選ばれる街にしたり、タワマンの立地を進めたり、駅舎リニューアルや全線ホームドア導入、神奈川・横浜「らしさ」のファッション性など、差異化やブランド確立を進められる余地も多いと思う。グリーンラインの二俣川延伸があれば周辺人口の増加で新たな利用者セグメントを形成できると思う。