元町でマグロ? 裏道にひっそり佇むマグロ専門店に突撃!
ココがキニナル!
元町のピザ屋さんを探しにいきましたが、その近くに「元町まぐろ」というお店が。元町で「まぐろ」?ってとっても気になります(トールさん、yumaryoさん)
はまれぽ調査結果!
元町の裏路地にある「元町まぐろ」は、2年前にイタリア料理店のシェフの発案によってオープンした。新鮮で雑味のないマグロ切り身だけではなく、加工品も販売している
ライター:山崎 島
元町でランチというと、イタリアンとかフレンチとかお蕎麦がぱっと浮かぶけど、そもそも私、元町でランチなんてしたことなかった。
元町でまぐろ
場所はここ
JR石川町駅から徒歩約3分。細い通りをひゅっと入ったところにある「元町まぐろ」。編集部・山岸もちょこちょこ通っているようで、なんかすごい自信満々な感じでお店まで連れて行ってくれた。
雰囲気ある
にぎわってるー
3月のまだ寒い日にもかかわらず、大きく開け放されたドアがなんとも開放的だ。
一見カフェのような雰囲気の「元町まぐろ」だが、カウンターの周りにはぐるっと冷蔵庫が並び、マグロをはじめとした商品が陳列されている。
同店を切り盛りする店長・山田奈保(なほ)さんと池田枝都子(えつこ)さん
山田(右)さんと池田さんです。女性2人のマグロ屋さんなのだ
お店がオープンしたのは今から2年半ほど前の2013(平成25)年9月ごろ。以前はまれぽでもご紹介した元町・中華街駅近くのイタリアンレストラン「パパダビデ」の方が「マグロの店を出したいなあ」と発案したのがきっかけでオープンした。
お店は大変繁盛していたそうだが、大人の事情で店長が次々と変わり、オープンして約1年で店長候補が見つからず大変困っていたそう。このままでは休業・・・という時に、同店にマグロの配達に来ていた山田さんが店長に抜擢された。マグロ歴1年半の山田さんは「私は肉派なんだけどね」とのこと。
赤身と
脂ののった中トロ
同店に並ぶマグロは、全てメバチマグロで、横浜市中央卸売市場から仕入れた、質の高いものばかり。「ここのマグロを食べると、スーパーのものはもう買えない」という常連客が多数いるほど。
ショーケースに並ぶ切り身はどれもきれいな赤で、見るからによさそう。「でも、お高いんでしょう?」とお値段もキニナルところですが、赤身100グラム450円・中トロ100グラム700円と、質のわりにリーズナブルな値段案も嬉しい。
それからね
また、同店ではバラエティー豊かなお総菜も販売している。山岸のお気に入りはオリーブオイルで焼いてたべるという「千代田つくごん(250円)」。刻み玉ねぎ入りの練り物にベーコンをまいた、ワインなどに合いそうな一品。
お土産にしたら一目置かれそう
そのほかにはイカの「塩から(300円)」も人気なんだとか。「マグロの仕入れをお願いしている業者さん特製のイチオシのお総菜なので、とても評判いいです」と山田さん。
ちなみにおいしいマグロの見分け方は、筋が少なく平行に入っていて透明感のあるもの、なんですって。シンプル!