どうもライター・カメイです。

いきなりですが、カメイはピザが大好き。1人でイタリア料理店に行って、フルサイズを注文することもしばしば。でも、1人で1枚のピザを食べきるのって、結構大変なんだよね。ハーフサイズじゃちょっと物足りないこともあるし。かといって、宅配ピザはあまり好きじゃない（冷めちゃうから！）。

　

1人でも気軽に出来立てのピザを食べたい！（Claus Ableiter／Wikimedia Commonsより）
　

そんな時、500円ピザのお店があるという投稿を発見。うーん、ワンコインかぁ。ちょっと安すぎやしないかい？　カメイが求めるのは、生地もチーズもおいしいやつ！　ピザには結構うるさいタイプだぞ。

500円で大丈夫？　新杉田で豪快な海鮮ピザを発見！

まず、編集部・小島と降り立ったのが、ここJR新杉田駅。ひときわ存在感を放っている「ビストロろっくうぇる」に伺う。

　

500円ピザ＆がぶ飲みワインとシンプルな誘い文句。駅から約徒歩3分
　

ドストレートすぎるメッセージで、引き寄せられるように入店。

　

昭和っぽさを残していて良い感じ！
　

テーブル席あり
　

カウンターは外が見える特等席！
　

オーナーの中村光弘（なかむら・みつひろ）さんが2011（平成23）年に開いたピザをメインに、ワインが飲めるお店だ。系列には、杉田の寿司酒場「ロックウェルズ」や小笠原諸島でゲストハウス「ロックウェルズ」などがあり、幅広く展開中。

　

さっそく興味深すぎる看板について伺う
　

「何かお店の目玉を作りたくて、500円ピザを打ち出しました。ピザやワインを肩肘張らず、0次会や待ち合わせにも利用できる気軽さをアピールしたくて」と中村さん。

　

12種類のピザがALL500円！
　

氷の入ったグラスに注ぐ「かち割りワイン」も興味深い
　

筆文字風の看板は、勤務するスタッフの手書き。以前は店名のみだったが看板を変えると、客足も増えたとのことだ。でも率直に、500円でピザを提供することに無理があるのでは？？

　

使う分だけ、人の手で練る。オーナーの中村さん
　

「もちろん全く利益のでないメニューもありますが、自分で生地を練って、その日使う分だけ作るので無駄を出しません。お客様にも作りたてのフレッシュでおいしい生地でピザを提供できます」とのこと。

とはいえ、まだ半信半疑である。自分の目で確かめるほかないと、500円というインパクトに負けない同店一押しの一枚をご紹介いただいた。

　

「海老とムール貝のピザ」
　

頭付きの海老が3尾、殻付きのムール貝が3つ。てっきりシーフードミックスのような細かく加工しているものを使っているのかと思いきや、形がちゃんと残っていて、なおかつ大きい！

　

殻をむいてパクリ。今流行りの手づかみシーフードみたいで楽しい！
　

小麦の香りと、海老のうまみが合う！
　

生地は小麦の甘みがあって、もちもちの食感。ふわっと軽めなので、ワインを片手に気軽につまめるのがうれしい。500円でこのボリュームと作りたてであることはにわかに信じがたいが、これが現実。もっと早く出会いたかったよ、500円ピザ。

　

しらすと青ネギのピザ。こちらも500円
　

おつまみは午後8時までなら3品1000円で楽しめる
　

ちょっと1杯飲んで帰りたい時や知人との待ち合わせする時など、女性1人でも気軽に利用できるお店だ。近所にあったら毎晩寄り道しそう。