まだまだ荒れる？　ベイスターズ身売り騒動

身売り問題に揺れる横浜ベイスターズ。

18日深夜には、譲渡先の本命と目されていた株式会社DeNAが、球団と大筋で合意に至ったと第一報が打たれ、DeNA社も交渉の事実を認めた。実行委員会やオーナー会議はともかく、現在の親会社であるTBSホールディングスとしての交渉は、この線ですんなり行くのかと思っていたのだが…。

19日深夜に、京浜急行電鉄（以下：京急）やミツウロコを中心に、神奈川に縁のある企業が連合グループを作って、買収に乗り出すという話が日本経済新聞（以下：日経）ウェブ版で報じられたのだ。
　

大手経済新聞の記事だけに真実味はあるが…

地元企業が立ち上がる？　ファンは歓迎ムード！

京急は説明するまでもなく、横浜市内に路線を持つ私鉄会社。

ミツウロコはLPガスや石油製品を扱っている会社で、tvkのベイスターズ中継のCMでも流れているので、ご存知の方も多いだろう。

日経の記事によれば、京急とミツウロコ以外に、参入の意向を示している会社として相模鉄道の名前も挙げられていた。

同じくこの件を報じた日刊スポーツによれば、この連合グループが買収に成功した場合、横浜スタジアムの継続使用や球団名の据え置き、さらには横浜ドーム構想までブチ上げているとのことだ。

この報道を受けて、一般の市民に「DeNAと京急、どちらがいいか」と街頭インタビューを行ったところ、9割以上が「京急」と答えた。やはり、ベイスターズが結果を出せていなくても地元に残ってほしいと思う人が多いのだろうと実感。
　

地元のファンはベイスターズの横浜残留を望んでいる！

京急、ミツウロコに直撃取材！

確かに、横浜残留が確実なら地元ファンとしてはうれしい限りだが、なぜ買収が決まりかけたこのタイミングで、こんな情報が出てきたのだろうか。

早速、事情を聞くため、関係会社に電話取材を試みた。
　

ファンからはかなりの期待をもって迎えられそうな京急