エスカレーターの語源は諸説あるらしいが、ラテン語で「はしご」を表すが元になった英語（はしごを登る）からというのが有力な説。ちなみに、「エスカレート（上昇させる・増大させる）」という語はエスカレーターが語源なのだそうだ。

そんなエスカレーターについて、横浜市内で一番長い・短いものを知りたい、というのが今回の質問。
その長さを体感するため、まずは投稿にある現地に行ってみることにした。

横浜で一番長いエスカレーターはどこ？

みなとみらい線みなとみらい駅を使ったことがある方なら覚えがあるだろう、あの長いエスカレーター。
改めて見てみても、やはり相当に長い。
　

長すぎてカメラに収まりきらない…
　

平日の午後、利用者はかなり多い
　

エスカレーターの横には、以前はまれぽでも調べたパブリックアートがある
（参照： クイーンズスクエア横浜のパブリックアートが造られた理由とは！？）

クイーンズスクエア内、みなとみらい駅の改札がある地下3階から地上1階まで、3階分の高低差を一気に登るこのエスカレーター、製造元は三菱電機。

施設管理を行う、株式会社東急コミュニティー経由でそのスペックを聞いてみると、階高は17.70m、速度は30m/minで、横浜市内に設置されている同社製のエスカレーターでは一番長いという。
　

上りの所要時間は1分17秒7だった

ちなみに同社製で、市内にある一番短いエスカレーターは神奈川県歴史博物館に設置されているもので、その高低差は1.35mだそうだ。

短いエスカレーターは？

市営地下鉄上大岡駅から、ショッピングセンター「カミオ」の地下1階に入る「スポーツオーソリティ」に向かう地下通路の途中にあるという、短いエスカレーター。
　

市営地下鉄上大岡駅構内図。左下の「カミオ連絡口」を進むとスポーツオーソリティ
　

あった！

確かに短い。段数は約6段といったところだ。
乗ってみたところ、所要時間わずか6秒であった。
　

所要時間わずか6秒

こちらも製造元の東芝エレベータにスペックを聞いてみると、階高は1200mm。
三菱電機製で一番短いという歴史博物館の1350mmよりも短い。