シンガーソングライターTiAさんを徹底解剖!
ココがキニナル!
横浜出身のシンガーソングライターTiAさんてどんな人?
ライター:桐生 由美子
2004年に16歳でデビューしたTiAさん。
数々のヒット曲を世に送り出した後、自分の音楽を見つめ直すためにインディーズ事務所へ移籍。
今年の6月にポニーキャニオンからメジャー復帰、11月には新曲をリリース!
なんでも、着うた配信サイトmusic.jpでは、並みいる強豪を抑え、週間総合1位を獲得したのだとか。
そこで24歳になり、「ちょっぴり大人の恋も歌えるようになった」というTiAさんにインタビュー!
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撮影はハマボールイアス1階『Limapuluh annex店』にて
(話が弾んで、気付けば外は暗くなっていた…)
「歌を歌うのが大好き一家」で育ちました
―高校生でデビューをしたTiAさん。デビューのきっかけは?
母と兄が歌手をやってて、私も子どもの頃から歌ばっかり歌っていました。
その影響で、いつか歌手になりたいと思っていました。
楽器はできないからハミングで曲をつくって、デモテープをS.M.エンターテインメントジャパンに送ったんです。それがデビュー曲の『Every time』です。
最初は真剣に話すTiAさん
―家族の影響が大きかったんですね!
はい!うちは「歌を歌うのが大好き一家」なんです。家族でカラオケ大会もしょっちゅう♪
―家族カラオケ大会、楽しそうですね!じゃあ小さいときから曲づくりもしていたの?
14歳、中学生のときにつくった曲をハミングで歌って、学校でみんなに聴いてもらっていました。
んん?幼稚園の頃から、曲づくりをして遊んでいたかな…。
雨の日に「雨が降る~雨が降る~…♪」とか、即興で(笑)
―そんな小さいときから!すごいですね!じゃあ中学時代は?もう音楽に夢中?
いやいや、普通の中学生でしたよ。友だちとそのへんの(五番街の方を指さして)カラオケに行ったり、プリクラを撮ったりしてました。ちゃんと曲をつくり始めたのは、高校に入ってからですね。
―ちなみにどんな環境で曲や詞を考えるの?
最近は曲をいただいて、私が作詞する形が多いんですが、家でデモを聴いてパソコンで歌詞を書いています。曲をいただいた場合でも、大サビなどはメロディのアイデアを出すようにしています。TiA節(笑)
それを入れることで、曲全体がTiA風に変化するんです。
徐々にTiAさんから笑いが
―へぇ~。TiA節っていいですね!ところで歌詞の内容は実体験?
実体験も多いですね。でも実体験じゃないって言ってます。なんか恥ずかしいんで。
あとは妄想で恋してる気持ちになってみたり…(笑)
―デビューしたときのまわりの反応はどうでした?
中学生のときから「私デビューするから」って言っていたんで、みんな「へぇ、そう」って感じでした。
有言実行です!怖いもの知らずなんです!
「とても意味のある時間になった」インディーズ時代
―2007年に事務所を移籍したようですが、きっかけは?
移籍した『ハマソウル』という事務所は、兄が社長をやっているんです。
自分の音楽を見直したい、というのがきっかけでした。
―インディーズ時代は主にどんな活動をしていたんですか?
ミニアルバムを出したり、配信シングルを出したりしてましたよ。
『レコチョク クラブ・うた』で1位をいただいたこともあります。あとはライブをたくさんやっていました。
ライブには多くのお客さんが
―これまで出会ったミュージシャンで影響を受けた人はいますか?
沢田知可子さんです!今の事務所へ移籍した直後、岩手県でライブをやったときに、沢田知可子さんと同じステージに立たせていただいたんです。
そのライブで知可子さんが歌っていた「がんばれがんばれ…」っていう歌…、確か『gift』という歌だったと思いますが、その歌を聴いているときに感動して号泣してしまったんです。ちょうどこれからの自分の行く先なんかを考えていたときだったので…。
でもステージの後にあいさつをさせていただいたとき、知可子さんが「あなたは絶対に大丈夫よ!」って言ってくださって。とても嬉しい言葉でした。
私もこれから歌い続けて知可子さんくらいベテランになったときに、後輩にそんなふうに言ってあげられるような人になりたいと思いました。
沢田知可子さんの歌に感動し号泣