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歴史ある魚市場で舌鼓。はま旅Vol.34「国道・花月園前編」

ココがキニナル!

横浜市内全駅全下車の「はま旅」第34回は、威勢のいい魚市場と閑静な住宅街が共存する国道駅と花月園前駅!

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ライター:さわだちはる

今回は2駅制覇の「はま旅」!



今回の「はま旅」は、JR鶴見線「国道駅」と京急「花月園前駅」の2駅を旅する。
この2駅は、歩いて5分くらいの距離にあって非常に近い。

まず下車した駅は、JR鶴見線国道駅。鶴見駅から一駅だけれど、一気に人が少なくなる。
都会から旅に出るというかんじでわくわくする。

実は鶴見線には初めて乗った。そんなライター澤田がお送りする。
 


国道駅を出ると、そこは国道15号
 

国道15号と交差しているところにあるから国道駅(らしい)

 
事前に少し調べていたので想像はしていたけれど、平成から取り残されたような雰囲気の国道駅。
映画やドラマのロケで使われることもあるという。
 


無人駅のため自動改札機もない
 

やっているのかやっていないのか、謎なお店が並ぶ高架下




魚好きにはたまらない!生麦魚河岸



高架下を抜けて国道15号と反対側に出ると、この旅一番の楽しみが私を待っている。

生麦魚河岸。お寿司屋さんなどが仕入れに来る市場だが、一般の人にも販売をしているという。
江戸時代には将軍に魚を献上していたとも言われる、歴史のある魚市場。魚好きな私にはたまらない。

朝9時にここに来たのはこれが目的である。
 


ここだ!
 

常連さんらしき買い物客と市場の人が談笑している
 

きれいでおいしそうな魚!
 

パックの中で沢がにが元気に動いている。逃げそう!


常連さんや市場の人が楽しそうに話をしていて、ちょっと入りにくいかな、と思ったけれど、気さくに話しかけられ、仲間に入れてもらえました。やった!
 


生麦魚介商組合理事長の鈴木さん。本マグロを切る!
 

フグを捌きながら、独身の私に「結婚は相手次第よ…」と
 

町中あちこちに貼られている『生麦魚河岸まつり』ポスター


一般の人にももっと生麦魚河岸を知ってもらおうと、昨年より開催しているのが『生麦魚河岸まつり』。
今年も11月23日(祝)9:00~12:00に開催される(今年のイベントの様子はこちら


目玉はマグロの解体ショーと魚おろし教室。
先着500名に1本10円で販売されるという穴子の天ぷらは、昨年は大行列だったとのこと。

なお、生麦魚介商組合事務員の佐田さんによると、店舗数は年々減っており現在は25店舗ほどなのだとか。
普段の買い物については、決まったお客さんが来たら閉めてしまうお店もあるため、9:00~10:00頃がよいということだ。氷や発泡スチロールもお店で用意してもらえる。

ということで、私も買い物を…と思ったけれど、まだ旅は始まったばかり。
せっかくの鮮魚を買っても、まだまだうろうろするので傷んでしまう…。