11月23日に行われた「生麦魚河岸まつり」は、どんな様子?
ココがキニナル!
11月23日に行われた「生麦魚河岸まつり」の様子を、詳しく教えてください。(あみゅーずさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
生麦に魚河岸があることを知ってもらう為に、昨年から始まったイベント。マグロ解体ショーなどをはじめとした盛り沢山の内容だった!!
ライター:河野 哲弥
	生麦に魚河岸なんてあったの?
	
	穏やかな晴天に恵まれた11月23日(祝)。
	
	先日掲載した「はま旅Vol.34 国道・花月園前編」 でもご紹介した鶴見区にある生麦魚河岸通りで、今年で2回目となる「生麦魚河岸まつり」が、朝9時より開かれました。
	
	主催するのは、同地区の鮮魚店などが中心となった生麦魚介商組合。その内容は、通りを歩行者天国として解放し、魚河岸ならではのグルメやゲームなどが楽しめるもの。
	
	昨年大好評だった一本10円の穴子の天ぷらに加え、今年はマグロの解体ショーや復興支援ブースなど、さらなるパワーアップが試みられたようです。
	 
	
	
	 まるで「アメ横」のような人だかりの、生麦魚河岸通り
	
	一体どんなお祭りだったのでしょうか。また、どんな狙いがあったのでしょうか。
	イベントをなぞりながら、その真相に迫りたいと思います。
	
	
	
	不動の人気、魚河岸グルメの数々
	
	まだ太陽の角度が低く感じられる朝8時半。生麦魚河岸通りの南端には、既に長蛇の列ができていました。先着500人限定、うわさの「穴子の天ぷら」のブースです。
	 
	
	
	 開始30分前で、この行列
	 
	
	既に、販売を開始していた
	
	お店の方に話を聞くと、7時ごろから待っているお客さんがいらっしゃったそうです。これ以上待たせる訳にもいかず、定刻前に販売をはじめたとのこと。さすが魚河岸の町。朝が早いですね。
	 
	
	
	近くにお住まいの、君塚さんご一家
	
	「穴子の天ぷら」はひとり一本限定となっています。そこで、たくさん買うために大勢でやってきたのが、この君塚さんご一家。食べた印象を伺ってみると、衣がサクサクで、脂の乗った身はフンワリしているそうです。これに塩をパラパラと振ると、なぜか甘みが感じられておいしいと話していました。
	
	また、人気を二分していたのが、新鮮なアサリを大量に使った「あさり飯」。
	実は、魚だけでなく貝を扱う店も多いのが、同地区の魚河岸の特徴。生麦ならではの新名物を狙う「ご当地丼」です。
	 
	
	
	 具は、アサリと油揚げ、ネギなど
	 
	
	もともとは、漁師飯だった「あさり飯」(300円)
	
	こちらは600食を用意していましたが、11時ごろには、「穴子の天ぷら」と共に完売してしまいました。
	食べている方にお話を聞くと、みそとしょうゆのバランスが良く、やさしい味なので、何杯でもイケルそうです。飲んだ翌朝にもピッタリとのこと。
	
	
	
	本日のメインイベント、マグロの解体ショーでは人だかりが
	
	そんな魚河岸通りに、一段と大きな人だかりができていました。
	
	いよいよ本日のメインイベントがはじまるようです。
	 
	
	
	マグロの解体ショーがはじまった
	 
	
	「中トロ」でキロあたり約1,000円、1g 1円の計算
	
	その日登場したのは、鹿児島産約100kgのホンマグロ。
	刀よりも長い包丁を駆使し、20分ほどで切り身となっていく様子は、まさに圧巻の一言でした。
	
	マグロ卸「中北」のご主人によれば、「中トロ」は、安いスーパーでもキロあたり1,500円が相場とのこと。今日ばかりは儲けを度外視した価格で販売しているそうです。
	
	
	
	 




