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JR桜木町駅前で野菜を無料配布する集団の正体とは!?

ココがキニナル!

桜木町駅前で野菜を無料配布する「JAグループ神奈川」に遭遇。野菜価格が高いのに、どうして?(はまれぽ編集部のキニナル)

はまれぽ調査結果!

JAグループ神奈川は、JA横浜を含む神奈川県内の農協などが集まった組織。県産の野菜のおいしさを広めるため、年に2回無料配布イベントを実施中!

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ライター:はまれぽ編集部

遭遇できたらラッキー? 新鮮野菜がもらえちゃう!



「キャベツもらっちゃった!」

1月24日、JR桜木町駅前を歩いていると、若いカップルが嬉しそうに話しているのが耳に入った。
2017(平成29)年は台風などの影響で野菜価格が高騰し、年が明けて2018(平成30)年も葉物野菜は高い状態が続いている。

歴史的な寒波が押し寄せる中、鍋がおいしい季節ではあるのに、肝心の野菜に手が出ない・・・という方も多いのではないだろうか(というか我が家がそんな状態である)。

なのに、そんな野菜をもらえてしまう!? 一目散に、人だかりができている一角に向かった。
 


大盛況です!

 
「JAグループ神奈川です! 神奈川県産の野菜をお配りしています!」
そう叫びながら職員の方が手渡すビニール袋は、どんどん集まった人の手に吸い込まれていく。段ボールはかなりの数があったように見えるが、あっという間になくなってしまいそうだ。

受け取った方に、袋の中身を見せていただいた。
 


どーんと巨大なキャベツ

 
どうやらキャベツのほかに、ダイコンを受け取ったという方もいるようだ。
なんとも太っ腹な企画。係りの方に「よく配布しているんですか?」と尋ねると、事前告知はせずにたまに開催されているイベントと教えてもらえた。

詳細がキニナったので、配布を行ったJA神奈川県中央会の農政地域対策部にお話をうかがった。

「農産物の無料配布は、年に2回、夏と冬に行っています。冬はダイコンやキャベツを配りますが、夏はその年によって配るものを変えています」とのこと。

 

三浦市の野菜に関する手書きのパンフレットも配っていた
 

野菜をつかったおいしいレシピも!

 
配布を行っていた「JAグループ神奈川」は、県内13の総合JA(農協)や専門JA、JA神奈川県中央会をはじめ5つの県段階の組織など、いくつもの独立組織が協力して活動するグループ。

1月24日のイベントでは、JAよこすか葉山のキャベツ1000個、三浦市農協のダイコン2000本を用意。JA横浜など、県内のJAグループ職員が協力して無料配布したという。

しかし、野菜の値段が高くなる中で無料配布を断行するのは勇気が必要なのではないだろうか。

「今回配った野菜は配布用に各農協が育てたもので、キャンペーンを見越して生産しています。神奈川県の野菜のおいしさを知っていただくことが目的なので、野菜価格は高騰していますが、実施しました」と話してくれた。
 


PRにもなるし、家計も助かるウィンウィンの関係

 
開発や商業活動に注目が集まり、都市部の農地は減る傾向にあるが、「都会で農業が行われている」ことのメリットは大きいという。

都市の中に緑が増えることや、地域で育った野菜を食べる「地産地消」による食育など、教育・環境面での役割も担っているという農業。
野菜のおいしさを通じて、その役割に目を向けてもらいたい。そんな思いが込められているようだ。
 


もちろん横浜でもがんばってます!

 
 
 

取材を終えて


 
偶然に遭遇した野菜の無料配布。かなり以前から毎年実施しているそうだが、野菜の価格が高くなった今年は特にインパクトが大きかった。

配布の日程などは事前に公開されないが、毎年ほぼ同じ時期に行っており、2017(平成29)年の夏は7月10日に無料配布があったとか。過去にはキュウリやトマト、お茶や卵が配られたこともあったという。

狙って遭遇するのは難しいが、おいしい地場野菜や農産物を味わう絶好の機会かもしれない。
 
 
―終わり―
 
 

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  • 最近は何事もみなとみらいエリアの最寄り駅である「桜木町駅」に一極集中ですよね?

  • 出会さず残念‼ でも嬉しい企画ですね

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