まだ間に合う! これから満開になる遅咲き桜のお花見スポットは?
ココがキニナル!
河津桜やソメイヨシノだけが桜じゃない!遅咲きの八重桜など、他の桜の名所をいくつかピックアップして下さい。(ナチュラルマンさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
今回は、「関内桜通り」「菊名桜山公園」「県立三ツ池公園」の桜をご紹介。これから満開を迎える桜スポットで、遅めのお花見を楽しもう!
ライター:はまれぽ編集部
4月に入り、ますます暖かい日が続く今日この頃。
2018(平成30)年は例年にない早咲きとなった関東のソメイヨシノは軒並み満開の時期を過ぎ、散る桜や葉桜の姿が目立つようになってきた。
ソメイヨシノはすっかり葉桜に
「まだ今年の桜を堪能できていない!」という方のために、今回はおすすめの遅咲き桜スポットの様子をお伝えする。暖かくなってきた今だからこそ、春の陽気に誘われてお花見に出かけてはいかがだろう。
※写真は全て2018年4月3日時点のものです
関内桜通り(中区)
非常に大雑把な分類をすれば、早咲きの桜は「寒桜」や「枝垂桜(しだれざくら)」、遅咲きの桜は「八重桜」がイメージされるのではないだろうか。
というわけで、まずは八重桜が集まっている中区関内の「関内桜通り」に向かってみる。
この辺りに桜があるようだ(Googlemapより)
関内駅から出てすぐの通りに、確かに桜がたくさん並んでいる。
この色合いは八重桜!
だが、少々花に勢いがなく、葉っぱも多い印象。もしかして八重桜もすでにシーズンオフに突入しているのか?
もう少し近づいてみると・・・。
おお、大きな花!
見事な花を咲かせていた。勢いがなく見えたのは、まだつぼみの花が多かったからのようだ。
つまり、見ごろはまだまだこれからということ。
八重桜は、花が散る前に葉が出る品種の模様。というよりも、桜全体で見ればソメイヨシノのように花の後に葉が出るものの方が少ないそうだ。
全体で見てもつぼみが多く、満開はこれから
関内桜通りでは、歩きながらのお花見にぴったり。ここから歩いてすぐの横浜公園にはチューリップも咲いているので、花を巡る街歩きとしゃれこむのも良さそうだ。
菊名桜山公園(カーボン山公園)
続いては東急東横線・JR横浜線「菊名駅」から徒歩10分ほどの場所にある菊名桜山公園。この公園は以前民間企業の社有地だったという経緯があり、現在でもその社名由来の「カーボン山」と呼ばれているそうだ。
菊名駅の東口からはほぼ一本道だ(Googlemapより)
こちらの公園にある約150本の桜は、「カンザン」という八重桜。品種としては関内桜通りと同じものだが、こちらのほうが少しつぼみが多いように感じた。
赤っぽい部分はすべてつぼみ!
日当たりのいい場所ではぽつぽつと大きな花が目立つ場所も。
まるでブーケのような花弁が咲いている
こちらの菊名桜山公園では、4月15日に桜祭りが行われるそう。確かに桜はまだまだこれからといった雰囲気なので、週末のお出かけにも十分に間に合いそうだ。
愛称の「カーボン山」が使われている
満開が待ち遠しい!