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藤沢の小田急百貨店が大規模改修を開始! 開業予定は2019年春

ココがキニナル!

小田急百貨店藤沢店が18年6月から大規模改装とのこと。専門店中心の施設に衣替えで施設名は未定と。つまり小田急百貨店は藤沢店撤退ということ?非常にキニナル。(よこはまいちばんさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

2~6階は百貨店としての営業は終了するものの、改装後も百貨店運営で営業。地下1階、1階と7階の一部は営業を継続。入居するテナントは未定

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ライター:はまれぽ編集部

2018(平成30)年5月31日、小田急百貨店藤沢店が大規模改修のため、2~6階部分の営業を終了する。
 


江ノ電百貨店を継承して33年

 
1985(昭和60)年3月2日に開業した小田急百貨店藤沢店は、前身の江ノ電百貨店から数えると44年の年月を藤沢の地で築いている。
 


小田急百貨店藤沢店の公式Twitterより

 
地上7階、地下1階建ての同百貨店は、売場面積1万2641平方メートル。JR線、小田急線、江ノ島電鉄の3線の乗り換え地点でもある藤沢駅前にあり、辻堂、鎌倉、茅ヶ崎などの地域からも支持される百貨店だ。
 
 
 

小田急百貨店は完全撤退?


 
大規模改装について小田急百貨店広報は、「開業以来、お客様のライフスタイルやニーズの変化に合わせて、売り場改装やサービスの拡充に努めてまいりました。このたび、将来にわたり多くの人に愛される店舗となるよう、小田急電鉄が事業主体となり、小田急百貨店と共同で大規模リニューアルおよび運営方法の見直しを行うこととなりました」と発表している。
 


5月中旬ごろから改装前のセールが始まっていた

 
今回のリニューアルは、2階~6階部分の専門店エリアが対象。事実上、対象エリアの営業は終了するが、百貨店の完全撤退ではなく、改装後も小田急百貨店が運営していくという。

また、地下1階の食料品や1階の化粧品、7階レストランフロアの一部は営業を継続する。
 


レシートにはリニューアルに向けたお知らせを印字

 
何を隠そう筆者は、週に3回は小田急百貨店藤沢店を利用するヘビーユーザー。今回のリニューアルには大変な衝撃を受けた。

いつもお世話になっていた5階の専門店スタッフの方は、「私はリニューアルを機に卒業します。お顔なじみになったお客様と会えなくなるのは寂しいわ」と話してくれた。
 


同百貨店にしか店舗がない店は50%オフなどのセールを開催

 
小田急百貨店広報は改装の内容について、「街の中心である駅前のにぎわいを創出する新たな商業施設をプロデュースし、専門店やバラエティ豊かな雑貨の充実、カフェ、飲食店などで構成します。地域のお客さまの日常を支え、気軽にゆっくりとお買い物を楽しんでいただける環境を整える予定です」とのこと。

リニューアル後に入居するテナントはまだ発表しておらず、改装を機に撤退するテナントは少なくないという。
 


7階レストランフロアから見える藤沢の景色

 
開業予定は2019年春。
新たな商業施設の名称はまだ決定していない。藤沢駅南口を出て目に飛び込んでくるのが、小田急百貨店の看板ではなくなる可能性があると思うと、よく利用している身としては寂しい気持ちもある。

44年間、藤沢の地に根ざした“百貨店らしさ”が活きた施設になってほしいと切に願う。
 
 
ー終わりー
 
 

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  • 「江ノ電百貨店」から「小田急百貨店」になった時もショックでしたが まさか(事実上)閉店するとは・・・。子供の頃 外の見えるシースルーエレベーターが珍しく、行くと必ず上り下りと2回は乗っていたように思います。(当時はエレベーターガールもいた)また 学生の頃 気に入った傘があったのですが予算的に厳しく、悩んでいると 店員の方が社員割引を使ってくれて 値引きしてもらった記憶もあります。藤沢駅といえば かつては“丸井”“西武百貨店”“東急ハンズ”があり 髙島屋も出店する計画もあったのですが・・・。

  • 調査ありがとうございます。地方百貨店の苦戦が続く中で藤沢は自分の生活圏外の為に行った事はないものの、日常的に百貨店を利用しているので県内の出来事として大変気になっていました。調査結果によれば百貨店撤退ではなく引き続き小田急百貨店が運営と言うものの、実質は安物中心の専門店ビル化への第一弾かと。そもそも百貨店として継続であればわざわざ商業施設名を付ける必要性もない筈で・・・ 3社線が集まる中小ターミナル駅であっても、時代の流れには逆らえず低価格品志向の強すぎる消費行動は更なる地域の地盤沈下にも繋がりそうで心配です。結局は県内では唯一横浜ダケしか百貨店は成り立たないんでしょうかね?

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