寿町の簡易宿泊所で火災! ものものしい雰囲気の現場の様子は?
ココがキニナル!
中区寿町の簡易宿泊所で火災によって2人が死亡する事件が起きた。当日の現場の様子は?(はまれぽ編集部のキニナル)
ライター:はまれぽ編集部
2019(平成31)年1月4日、横浜市中区寿町にある簡易宿泊所(ドヤ)で火事があり、取材時点で2人が死亡、10人以上がけがをした。
現場に向かうと、年明け早々火事の現場となった「扇荘別館」の前には消防車が何台も並び、物々しい雰囲気に包まれていた。
一本通りを隔てれば中区扇町だ
規制線の向こうで、消防隊員が慌ただしく動き回っている
警察・消防の発表などによれば、火事が発覚したのは午前6時10分過ぎ。10階建ての建物の5階部分から出火し、建物内部が煙に包まれたという。火は一時間ほどで消し止められたが、現場から男女の遺体が見つかったそうだ。
午前9時ごろ、すでに火事は鎮火し現場検証に移っている
現場となった「扇荘別館」
扇荘別館は、昔ながらのドヤとは異なり、2010年にできた比較的新しい宿泊施設。バリアフリーの施設のため、体が不自由な人も多く宿泊していたようだ。
5階部分の窓には、生々しい煤の跡が残っている
寿福祉センターの保育所建設予定地のすぐ隣だ
現場にいた人の話では、「あっというまに煙が充満し、宿泊者には足が悪い人もいたので、他の宿泊者が背負って階段で逃げていました」とのことで、煙に巻かれた宿泊者の多くが脱出したが、煙を吸って病院に搬送された人もいたようだ。
現場には報道陣の姿も多かった
火元については警察や消防が調査中だが、近隣に宿泊しているという男性は「各部屋にはガス機器はないはず。タバコの火か、コンセントがショートしたのでは」と推測していた。
非常階段をつかって荷物を運び出す関係者
扇荘別館は新しい建物だが、近隣には燃えやすい木造の施設や古い建物も密集している。今回の火事も痛ましい結果となったが、延焼などに繋がれば被害が広がる可能性もあった。
原因究明はこれからだが、これを対岸の火事とは思わずに、冬場の火元には十分注意してもらいたい。
ー終わりー
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京急LOVEさん
2019年01月10日 22時16分
ほかの火事は書かないのになぜこれだけ書くのかな?だから変な読者に叩かれたんじゃないかね。