昔ながらのお店を中心に回る古風な散策旅。はま旅vol.48「希望ヶ丘編」
ココがキニナル!
横浜市内全駅全下車の「はま旅」第48回は、希望ヶ丘商店街に軒を連ねるお店から近くの自然公園まで、“古い!”ということにこだわって相鉄線「希望ヶ丘」をご紹介!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
希望ヶ丘は、商店街が中心の街!
ゆめきぼ乗車券でお馴染みの、相鉄線希望ヶ丘駅。駅前には小さいながらバスロータリーがあり、食品スーパーや横浜銀行、コンビニなど生活に困らない駅だろうと想像がつく。
きれいな駅舎が印象的な希望ヶ丘駅前
面白い出会いがあるのだろうか。まだまだ寒い日が続く2月中旬の日曜日、希望を胸に散策してみることにした!
駅から上り坂になっている商店街の様子
駅周辺には希望が丘商店街が広がっているが、ぱっと見た印象ではパチンコ店や大型スーパー、コンビニが目立つ。せっかくなら、老舗のお店を訪れたい!そんな思いで、昼食を求めて商店街を歩いていると、キニナルお店を発見!
神奈川県に認められた老舗のお蕎麦屋さん
そば・うどんの「八十一(やそいち)」
いかにも、老舗の雰囲気を醸し出しているお店を発見!迷わず入店してみることに。
素朴なインテリアの店内
店内を見渡すと、様々な雑誌の切り抜きが貼ってある。聞けば、ここ八十一は、神奈川県が地域の優良店舗に与えている「神奈川県優良小売店鋪」に認められ、1998年に表彰されているお店。
味の期待度も高まるばかりだ。
店主の細野さん
創業は昭和58年という老舗のお店。元々は保険会社の営業マンだった細野さんが脱サラして開業し、既に28年が経っている。今ではすっかり地元に愛されるお店だ。
鴨南蛮そば(940円)を注文
温かいお蕎麦で、身体を温める。
鴨もネギも美味しい!
出汁の香りが心地よく、あっさりしたつゆに細めの蕎麦がよく絡んでいる。鴨肉も歯ごたえがあって口の中で風味が広がってくれる。信州大学出身の私、蕎麦には少々うるさいが、十分合格点!
やはり、古くから商店街に残っているお店は信頼できる。希望ヶ丘に古くからあるものを堪能すれば、街を深く知る事ができるだろう。