横浜でペットがレンタルできるお店はどこ?
ココがキニナル!
横浜にあるレンタルペットのお店が知りたいです。(ゆきむらさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
ペットショップ「Candy」、トリミングスクール「横浜トリミングスクール」、総合ブリーダー「エトワールケンネル」の3店をご紹介!
ライター:ワカバヤシヒロアキ
レンタルペットという業態がある。
時間制や日数制で、一般の人がペットを借りて楽しむことのできるサービスである。
レンタサイクル、レンタカー、レントハウス、レンタルCD、レンタル衣装など様々なレンタル業があるものの、生きている動物を借りるということで、他のレンタルサービスとは全く別ものではないだろうか。
そのあたりの実態を含めつつ、横浜市内でレンタルペットを行っているお店をインターネットで検索したところ、3つ発見することができた。今回は犬を取り扱っており、特徴のある3つのお店を紹介しようと思う。
港南台のペットショップ「Candy」
最初に紹介するのは、JR根岸線港南台駅から徒歩5分、ペットショップ「Candy」。
港南台にあるペットショップCandy
ここは原則として小型の室内犬を専門で扱うペットショップ。
ペット販売の他に、トリミングサービスやレンタルペットも行っているのが特徴だ。
店内には十数頭の犬がいる
約3年半前にお店がオープン。しばらくは、犬も幼くレンタルできなかったが、最初に仕入れた犬の成長とともにレンタルペットのサービスもスタートしたそうだ。特に春休みやゴールデンウイークにはお客さんの予約が集中するという。
お話を聞いた店長の市村さん
基本的に、レンタル専用の犬は店で飼う2頭のトイプードルのみ。その他は、ワクチン接種を終えた販売犬の一部がレンタルに出ている状況だ。
お客さんの目的は大きく2つ。一つは、家で犬が飼えないので一時的に楽しみたいというもの、もう一つは、犬を飼いたいのでお試しにレンタルをしたいというものだ。試しに飼いたいという人の中には、子供のアレルギーを確かめたいという人や、既に飼っている犬がいるので相性を確かめたいという人などがいる。
「売約済」と書かれたものも
基本的には販売目的であるため、予約していても売れてしまえばレンタルすることができなくなる。また、犬の体調も影響し、突然レンタルできなくなる可能性もあるそうだ。店側もなるべく代わりの犬を貸し出すようにはしているが、そのあたりは生き物を借りる上で仕方のないことなのだろう。
実際に犬を借りてみた!
ということで、私も実際に犬を借りてみることにした。ちなみに、レンタル専用のトイプードルは2頭とも妊娠しているそうで、取材時は利用できないとのこと。その他、ワクチン接種からの期間や売約状況などから、この日唯一レンタルできる「フレンチブルドッグ」を借りてみることに。
注意書きの書かれた確認書
他の犬と接触させないこと、指定されたもの以外は食べさせないこと、故意過失によって犬が怪我をした場合に治療費を請求されることなど、注意書きの書かれた用紙に記入してレンタルスタート。料金は1時間1050円から。7時間で4000円、1泊で5250円など時間や泊数に応じて料金が設定されている。
一緒に貸してくれたグッズ
雑巾に、便を入れる袋、おやつの餌(長期の貸出しでは食事がもらえる)、犬がオシッコをした際にかける水(飲用も可)、水入れ用のカップを渡されて犬の散歩にでかける。
店長に挨拶をして店を出た
生後5ヶ月のフレンチブルドッグ、ちなみに女の子
比較的おとなしい犬種だというフレンチブルドッグ。まだ幼いので、散歩に慣れていない部分があり、あまり積極的に歩き回ることはないそうだ。のんびり散歩を楽しみたい人にはオススメなのだろう。
ということで、散歩の様子をダイジェストでお届けする。
時々、犬が興味を持つものがあると立ち止まる
「あら、小さいねー」など、道行く人にたくさん話しかけられた
おやつをあげてみる
喜んだようだ
近くの公園を散歩、木の葉や木の枝をくわえるので注意が必要だ
最後は抱っこして店に戻った
犬がすぐに立ち止まるので、一緒に遊んでいるとあっという間に時間が経ってしまう。なかなか戻ろうとしないので、結局最後は抱っこで店に持ち帰った。
曇り空の中、雨が降りそうで心配だったが散歩中は降らなくて一安心。Candyでは雨天でも貸し出しは許可しているそうだが、その際は車の中で遊んだり、ドッグカフェに連れて行って遊んだりすることで楽しんでももらえればと店長の市村さんは話してくれた。
ともあれ、犬を飼ったことのない私にとっては非常に貴重な体験。
ひとりで散歩するのと違って、犬を気にかける緊張感が楽しかった。