相鉄ジョイナスとザ・ダイヤモンドが3年かけて一体化。その全貌は!?
ココがキニナル!
相鉄、ジョイナスとダイヤモンド地下街を一体化へ 3年掛け改装/横浜(とうさんさんのキニナル)/相鉄は男性客を相手にしていないのでしょうか?(秋沙さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
ジョイナスとザ・ダイヤモンドのエリアごとに行われるリニューアルは2016年までの3年計画。第1弾は、10月24日に4階がリニューアルオープン!
ライター:吉澤 由美子
神奈川の「サグラダ・ファミリア」と言われる横浜駅にまた一つ、リニューアルのニュースが! それも、相鉄ジョイナスとザ・ダイヤモンドを3年かけて一体化するのだとか。
相鉄ジョイナスとザ・ダイヤモンドのある横浜駅西口は、神奈川県内で最も商業販売額の大きな繁華街。2007(平成19)年に行われた最新の繁華街別年間商品販売額調査では、「横浜駅西口(2386億円)」で、次いで、「横浜駅東口(1474億円)」、「上大岡(1043億円)」、「東戸塚(666億円)」、「みなとみらい(640億円)」となっている。
しかも、ファッションビジネス専門紙の繊研新聞が毎年発表している全国SC(ショッピングセンター)売上高ランキングで、相鉄ジョイナス(高島屋除く)は14位、ザ・ダイヤモンドは25位と。それぞれ高位置にいる(2011年度)。この2つが一体化したら全国3位くらいまで躍進してしまいそうなのだ。
大きなリニューアル告知ポスターが貼ってあった
一体化してリニューアルすることが決まった現在、相鉄ジョイナスとザ・ダイヤモンドは「ジョイナス ザ・ダイヤモンド」とロゴを一体化。フロアガイドもすでに一体化したものが配布されており、公式サイトも一つにまとまっている。
なんだかすごいことになりそう! ということで、「ジョイナス ザ・ダイヤモンド」を運営している株式会社相鉄ビルマネジメントにリニューアルについてのお話を伺った。
相鉄ビルマネジメント横浜営業所
相鉄ジョイナスとザ・ダイヤモンド
「相鉄ジョイナスは今年40周年、ザ・ダイヤモンドは来年50周年を迎えるんですよ」と株式会社相鉄ビルマネジメント横浜営業所の営業担当次長の加藤圭さん。
「大きな家具以外は何でもそろうのがジョイナス ザ・ダイヤモンドの魅力です」と加藤さん
「ザ・ダイヤモンドは1964(昭和39)年12月、『ダイヤモンド地下街』として開業しています。公共の道路の下に作ることもあって、今でいう第三セクターのような形で開発や管理運営が行われました。『ザ・ダイヤモンド』と名称を変更したのが1984(昭和59)年9月。その後、相模鉄道が吸収して、相鉄ビルマネジメントで管理するようになったのが今から5年ほど前ですね。そこでジョイナスと一体化する計画がスタートしました」
黒が基調の柱に黒ベースのリニューアルポスターが目を引くザ・ダイヤモンドの通路
「ジョイナス ザ・ダイヤモンド」とこれまでの施設名称二つをくっつけたロゴになったことについて伺うと、営業担当主任で企画販売担当の鈴木真理さんが「この二つの名称には愛着を持っていただいている方がとても多いので、そのまま残しました」と教えてくれた。
「リニューアルは、“コラボ“から、“一つの施設”になるという宣言でもあります」と鈴木さん
これまでも、相鉄ジョイナスとザ・ダイヤモンドは販売促進を一緒に行うなどを行ってきたが、今回のリニューアルは3年をかけて場所を区切りながらエリアごとに全体を順次リニューアルしていく大規模なもの。
「もともと別の施設だったものをつなげているので、現在は飲食店が散らばっていたり、対象年齢層や嗜好の違う店が入り混じっていたりと、わかりにくい部分がかなりあると思います。そこで、もっと使い勝手がよくなるよう、きちんと整理しようというのがリニューアルの大きな目的です」と加藤さん。
天井からもリニューアルのポスターが下がっていた
確かに、ザ・ダイヤモンド部分には特にカオスな雰囲気があって、その振り幅の大きさも魅力とはいえ、使いやすさという点では微妙だった。
「ザ・ダイヤモンドは今回のリニューアルが開業以来はじめての大改装になるんですよ」と鈴木さん。
今回のリニューアルは、「Change! Project 2013-2016」として「いつもを、ステキに、かえていく。」がコンセプト。
地上部分の入口にある柱にも大きな告知
では、「Change! Project 2013-2016」では具体的にどんなリニューアルが予定されているのだろう?