横浜にプリキュア全員集合!映画と市のコラボレーションとは!?
ココがキニナル!
3月に公開されるプリキュアの映画の舞台が横浜ということで、イベントもやるようですが、どんな内容なんでしょうか?(鶴岡さんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
映画の舞台はみなとみらい。公開に先駆けて、3月10日から「フォトスポット巡り」や「スタンプラリー」など、市との様々なタイアップイベントが開催!
ライター:田中 大輔
今年の2月からテレビシリーズ9作目となる「スマイルプリキュア!」が放送中のプリキュアシリーズ。
2004年の「ふたりはプリキュア」以来、小さな女の子を中心に変わらぬ人気を誇るアニメ作品だ。
3月17日からは、「映画プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち」が公開される。
歴代のプリキュアが勢ぞろいするオールスターシリーズも今回で4作目となる。
しかも、今作の舞台は横浜・みなとみらい。
公開に先駆けて、3月10日からは市内で横浜市とのタイアップイベントが開催されることになっている。
映画は3月17日から公開。イベントは3月10日から4月8日まで
(C)2012 映画プリキュアオールスターズNS製作委員会
実は、09年に公開されたプリキュアシリーズ初のオールスター映画「プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」も横浜が舞台だったので、市との連携は今回で2回目。ただし、今回のタイアップは前回に比べて、かなり大がかり。
そこで、横浜が舞台に選ばれた経緯やイベントの内容など、ファンのキニナル情報をお届けしよう。
市からもたくさんの人が参加
2月16日の林市長の定例記者会見で発表された今回のタイアップイベントは、「プリキュアフォトスポット巡り」、「市営地下鉄駅スタンプラリー」のほか、小児救急電話相談ダイヤルのPRなど。
まずは、横浜市の担当者にイベント開催までの経緯について話を聞いてみた。
職員さんの中には、プリキュア世代のお子さんがいる方も
文化観光局、政策局、交通局から計5人の職員さんが対応してくれた。
今回は、この3局以外にも健康福祉局や公益財団法人横浜観光コンベンション・ビューローなど多くの部署や団体が連携して動いているそうだ。
文化観光局の貝田さんによると、「昨年の12月に(製作会社の)東映さんからお話があった。こちらとしても有り難かったので、前向きに考えていこうとスタートした」んだそうだ。
その上で、東映が提供できる素材や実施できる事柄を示し、市からはイベント内容についてのアイデアを提出し、両者で話し合って今回の企画が固まっていったというわけだ。
「フォトスポット巡り」では、よこはまコスモワールドや横浜赤レンガ倉庫など、みなとみらいから山下公園周辺までのエリアで選定された観光スポット6か所と、市内の上映館3か所の合計7か所にプリキュアの等身大パネルを設置し、記念撮影ができるというもの。
1つのスポットごとに1シリーズのプリキュアたちが待っていて(映画館は3館共通で1シリーズ)、観光施設6か所と上映館1か所を回ると全員と写真が撮れるようになっている。
場所については「作品ごとのテーマに合うようなイメージを考えました」とのこと。
こちらの「フォトスポット巡りマップ」は、設置施設や観光案内所などでもらえる
(C)2012 映画プリキュアオールスターズNS製作委員会
スタンプラリーは、実は今回で4回目となるイベント。
これまでは、市と東映に加えて市営地下鉄センター北駅にある映画館「ワーナー・マイカル・シネマズ 港北ニュータウン」との連携で実施してきたため、センター北駅を中心とする市北部エリアを中心に実施してきた。
今回は、映画の舞台がみなとみらい地区となることから、それに加えて横浜駅と桜木町駅、横浜赤レンガ倉庫と横浜マリンタワーにもスタンプが置かれ、全部で7つの駅と2つの観光施設での実施となる。
より楽しみながらスタンプラリーに参加できるよう、交通局では3月1日からプリキュアデザインの1日乗車券を発売している。料金は通常と同じで、大人830円、子ども420円。乗車券は持ち帰れるので、それ自体が思い出にもなる工夫もされている。
1日乗車券は、スタンプラリー設置駅で5月6日まで発売中(なくなり次第終了)
昨年11月より通常の電話番号から「#7499」という覚えやすい番号に変更した小児救急電話相談ダイヤルとのタイアップでは、プリキュアがデザインされたダイヤルカードを配布する。
子どもの急な病気やケガの相談窓口を子育て世代に知ってもらおうというのが狙いで、担当の政策局・渡邊さんは「公民連携により、映画とのタイアップで行政施策自体をPRするのは初めての試みだと思う」と意気込んでいた。
こちらもプリキュア勢ぞろい。市内の医療機関や区役所などで配布される