横浜市歌が歌える市民ってどれくらいいる?
ココがキニナル!
横浜市歌が歌える市民はどれくらいいるのでしょうか?(jbさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
横浜市歌が歌える「横浜市民」は約43%だが、「横浜育ち」であれば約86%が歌える!
ライター:クドー・シュンサク
横浜港が開港して152年。開港50周年を記念し創作され、今年も周年祭で歌われた横浜市の歌、“横浜市歌”。作詞は本名の森林太郎名義で記録されている森鴎外、作曲は東京音楽学校教師の南能衛(みなみ よしえ)である。
横浜市民の間では、国歌よりポピュラーとまで言われているこの楽曲。
事前にサイト上で調査したアンケートでは、なんと72%、218名中155名の人が「歌える」と回答した。
サイト上で実施したアンケート結果
しかし、これはつまるところの簡易アンケート。実際に歌ってもらわない事には、そのまま信じるわけにはいかない。そこで今回も、FMヨコハマ平日午後の番組「E-ne! ~good for you~」との連動企画で実地調査を行うことに。
今回はラフな格好で登場のDJホズミン
実際に街へ出て、横浜市歌を歌える人がどれくらいいるのか、その歌のもつチカラや変貌にも触れつつ調査を決行した。
横浜公園にて、歌えるか調査
晴天の横浜公園
平日の昼過ぎ、晴天の横浜公園には散歩する方から会社や学校の昼休みといった風合いの方々など様々。老若男女問わずアンケートした結果、横浜市民51人中22人(43%)の方が横浜市歌を歌えると回答してくれた。
事前調査に比べ少し寂しい結果となったが、ここで、歌えると答えていただいた方の中から、虚心坦懐に歌声を披露していただいた方々を紹介。
ご夫婦で出かける途中に公園へ立ち寄ったという滝沢さん
池の畔で、ダンディズムかつ、清らかな歌声を披露。
横浜の成り立ちを投影した歌詞に心を打たれ、この歌に横浜市民としての誇りをもっているとのこと。
フルコーラス、ありがとうございました。
左:市原主理さん、右:末広華奈子さん
次は、恋人同士の二人。取材当日は彼氏である市原さんの23歳の誕生日だった。
つい歌えると答えてしまった彼女の末広さんは、中継でつながっていたFMヨコハマの番組「E-ne!」の生放送内で、その容姿のごとくキュートな歌声を披露していただいた。
赤面ワンフレーズ、ありがとうございました。
歌っていただいた滝沢さん、末広さん始め、「歌える」と回答してくれたほとんどの方が横浜生まれ横浜育ちで、小学生の時に習って横浜市歌を憶えているという。確かにサイト上のアンケートでも、「横浜育ち」に限定すると166名中、なんと86%にあたる143名が「歌える」という結果であった。
そこで、市立小学校の指導内容を決めている横浜市教育委員会へ赴き、市歌指導の歴史を聞くことにした。