六角橋商店街を襲った火事

8月8日の午後1時40分頃に起こった六角橋商店街の火事。
消防車や救急車など合わせて約50台が出動する大惨事となり、消火活動は4時間にわたって行われた。
　

火災当日の午後、付近は騒然としていた

当日の様子はお伝えした（ 六角橋商店街の火事の状況は？ ）とおりだが、現場付近は警察・消防関係者によって封鎖されており、その被害状況を詳細には把握できなかった。
　

消火活動の様子

9日午後、神奈川消防署に確認すると、焼けたのは18棟20店舗。ただし、あくまでも調査の途中経過であるため、数字の増減はあるかもしれないとのことだ。なお、出火元は『鯛焼新世界』との報道があったが、まだ調査中のため出火元・出火原因ともに公表していないそうだ。

当日夜に六角橋商店街大通りの通行止めが解除されたとの情報を得たので、その被害状況を探るため8月9日朝7時半頃、現場に向かった。
　

朝7時半頃は車も通れる状態になっていた
　

しかし9時頃になると現場検証のため再び通行止めに

目視とヒアリングから見る被害状況
　

六角橋商店街MAP（南側）。赤枠内で何らかの被害（延焼、放水による浸水など）があったと思われる

仲見世通りは未だ完全に封鎖されているため、まずは大通り側から見ていくことにする。
　

喫煙所のすぐ南の様子

ふれあい広場（喫煙所）の向かいにある倉庫、『クリーニングアラカルト』、『武藤商事不動産』、『山崎カメラ』には被害がなさそうだ。山崎カメラの南側が通路になっており、火を食い止めていたのかもしれない。

この3店舗については、今日も営業していた。
　

この通路が境目になっていたようだ
　

『さしみのふじや』と『柿崎水魚園』

続いて、『さしみのふじや』と『柿崎水魚園』。
外観からは焼けた跡が見られないが、中は消火活動の跡で浸水しているのが垣間見えた。