踊場駅近くにある、ゆかいなターザンみたいな店主がいるタコス屋「ヤップ・タコス」に突撃!
ココがキニナル!
踊場駅の近くにあるヤップというタコス屋さんが気になります。たまにテラスでDJイベントもしてるみたい。(soymimiさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
名物オーナーの織りなす酔客たちとの武勇無双で甘く、そしていい、加減なひと時。穏やかな交流もあり、タコス以外の絶品料理もあるんです。
ライター:クドー・シュンサク
どこか遠くへ行きたい。どこかとか、遠くとか、言ってる時点で、そんなに動けない。
それなら知らないどこか。それが楽しい場所だったりしたら、行ってもいい。そう知れば案外、動きたくもなったりする。
泉区の中田にちょっと楽しい人がいる。そしてそんな人が集まるタコスとステーキの美味い酒場。湘南スタイル? のテキーラが乱れ舞うことも、あります。
ゆかいなたまり場
今回のキニナルお店。「ヤップ・タコス」。一言でいうと、ゆかいなたまり場。
場所はこちら。
市営地下鉄ブルーライン踊場駅
ここから歩いてすぐ。丸と四角のネオン看板が目印。
タコス
ヤップ
外から店内を見てみる。
なるほど
ウッディでサーフボードがあって、ガラは悪くない。
外観をビヤっと見てみる。
これは
看板の上に「ジャングルバー」と書いてある。ジャングルといえばターザンのイメージだが、「ヤップ・タコス」、ターザンの巣窟なのか。ターザンがカウンターで雁首ならべてタコスをほおばっているのか。だとしたらちょっと、帰りたい。
店内へ入る
長髪を束ねたこの男性がオーナーのKOZO(コーゾー)さん。一見ターザンかと思ったが、違った様子。常連の方と談笑中のところ、少しお話を伺うことに。
今から20年前にこの場所で店を始めたKOZOさん
1995(平成7)年に「NAPALM(ナパーム)」というバーを開店したKOZOさん。環線道路沿いに、景色の抜けがいい場所に店を作りたいという想いに合ったこの場所と、20歳から藤沢で10年修業した料理をベースに、誰もが楽しめる店を作りたかった。きっかけはそういう流れだという。
そして、10年後の2005(平成17)年に現在の「ヤップ・タコス」に。なぜ、店名を変えたのか聞いてみると「10年ごとに店名を変えたいから」とのこと。それは周期として、何か縁起が良いという。
ちなみに、タコスへのこだわりは「流行らせてみたかった」というKOZOさんのノリと野望から。
テラスでのDJイベントについても聞いてみた。
イベントはほぼ毎日いろいろやっているようで
テラスでのDJイベントは現在充電中。近隣諸々のこともあるようなので。
イベントカレンダーを見ていてキニナったのが、ちりばめられた「名前の日」。これは、この名前を掲げた日にこの名前の方が来店すると割引きになるというもの。名前ランキングの上位1位から50位までを行ったり来たりして催すイベント。
KOZOさんいわく「このイベントで来た名前の人、まだいないのよ」
それでも続ける理由は・・・
「なんかやっとくもんだから(笑)。意味とか・・・(笑)」
KOZOさんはターザンに見えて、物腰がやわらかく、話の端々にユーモアをひっかける。
普通の取材でも心置きなく話せるオヤジ。いい、オヤジさんである。
ここで紹介します。
ルールと
看板娘さんと
どうにかなっているスイカ
ヤップの掟は、楽しく飲むためのルール。看板娘さんはアサミさん。スイカはターザン仕込み、スピリッツを何種類も合わせたものを瓶に詰めスイカに挿して現在「悪魔西瓜」を仕込み中。もうすぐ迎える20周年のイベントに向けて作っている、鬼酔い必至のデザート。
少しづつお客さんも入りだし、みなさん少々あったまってきているようです。
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楽しいヤップ・タイムが
始まります