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踊場駅近くにある、ゆかいなターザンみたいな店主がいるタコス屋「ヤップ・タコス」に突撃!

ココがキニナル!

踊場駅の近くにあるヤップというタコス屋さんが気になります。たまにテラスでDJイベントもしてるみたい。(soymimiさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

名物オーナーの織りなす酔客たちとの武勇無双で甘く、そしていい、加減なひと時。穏やかな交流もあり、タコス以外の絶品料理もあるんです。

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ライター:クドー・シュンサク

ヤップの味と時間とベル
 
週末の夜がしっかりと夜になったころ、ヤップの店内とテラス席にはそれぞれの時間を楽しむ地元のお客さんで埋まり始めた。
 


そこでコレ

 
KOZOさんが「湘南スタイルのテキーラね」とベルを鳴らす。このベルを鳴らした人はカウンターにいるお客さんにテキーラを振る舞うというゆかいなベル。
湘南スタイルというのは、テキーラショットにつくライムやレモンが違うもので提供されるスタイル。
 


オレンジでやる

 


笑顔で振る舞う

 
KOZOさんからの振る舞い。カウンターのお客さんと、湘南スタイルのテキーラをいただく。
 


これが実に

 
テキーラをやったあとに甘いオレンジをかじる。飲んでないような気持ちになる。
これが実に、怖い。

KOZOさんいわく「オレンジやればテキーラ無敵になるから(笑)」

本当かな。
 


続いてヤップ名物の中田モヒート(800円)の登場

 
KOZOさんがこの界わいで獲れるミントを惜しげもなく大量にふんだんに使用したモヒート。えぐみのないミントとフレッシュライムが強烈に美味い。
それにしても、酒がガンガン出てくる。
 
続いて料理。
 


看板メニューのヤップタコス(450円)

 
自家製の生地にたっぷり野菜とコクのあるタコスミート。チーズもたっぷりハラペーニョが効いた絶品タコス。モヒートとタコスの時点で、ほかで味わった味をひっくり返す美味さに少々感嘆。
 


自家製ソースのチーズナチョス(680円)はチェダーソースがたまらん美味さ

 
クリーミーでやさしい濃厚さ。奥深いチーズのコクとホワイトソースを思わせるクリーミーな味わい。ヤップ、料理が美味い。
 


とどめはビーフステーキ(300グラム:1480円)

 
150グラムで980円からも注文できるビーフステーキ。赤身の食べごたえとやわらかさを楽しめる焼き具合い。300グラムもかるくいただける秀逸な仕上がり。
絶品な料理で舌がポンと鼓を打ったところだが、テキーラとモヒートで酔いもまわってきた。そこでKOZOさん。
 


また自らベルを鳴らす

 
商売っ気が見え隠れするこういう酒場は何度か目の当たりにしたが、この男は、いや、この名物オヤジは違う。“場”が楽しくなるためにナニかを作っているように見えた。
違うかな。ただの酔いどれかな。まあいいとして、次のテキーラがやってくる。
 


今度はテーブルのお客さんにも

 


テキーラ振る舞い

 


チャンプス←※名曲「テキーラ」の元祖バンド

 
にぎやかである。ごちゃごちゃではなく、にぎやか。この線引きが大切であったりするのだが、ヤップは縦横無尽ににぎやか。KOZOさんはにぎやかにふわふわしはじめる。
 


そこで登場

 
泉区のジュリーこと澤田さん。ヤップの厨房と店の威信の守り神。穏やかながらサシの効いたお話は最高の風合い。落ち着きもあり、KOZOさんとはまったく逆のサービスでお客さんをもてなす。そのせいか、澤田さん・・・
 


オーナーに間違われる

 


話のわかる人なので、少々談笑

 
していると、また、ベルが鳴る。
 


また始まる

 
決して、テキーラは強制ではないので。しかし確かに、オレンジだと酔ってないような気がするようで、しないようで。
 


もう6回目のベルになる
 

ジュリーのアイコンタクト

 
その横でオレンジをかじるKOZOさんとのコントラストが、この店の深き魅力である。
その証拠に、鐘のショットを飲んだお客さんは皆、笑って楽しく過ごしている。
威風やんちゃなKOZOさん。チャーミングな看板娘アサミちゃん。守り神のジュリー澤田さん。

今月末に20周年を迎えるヤップ。店名も変え、新たに、そしていつも通りに楽しい夜を繰り返す。それが一番と、ターザンのようなへろへろのおじいちゃんことKOZOさんが話していました。ちなみに、新しい店名は既に決まっていて、発表は今月末だそうです。
  


宴は深夜まで続きました

 
外連味のない、アットホームでにぎやかな酒場。
ヤップでした。



取材を終えて



地元常連の方が多いそうですが、横浜市外や東京からも来る方がいるようで、今日は深く楽しくやるぞ。という日にはうってつけのお店です。
 
たぶん、はまれぽを見たというと、KOZOさんが鐘を鳴らしてくれます。


―終わり―
 
取材協力
YAP・TACOS(ヤップ・タコス)
住所/横浜市泉区中田南1-3-14-101
電話/045-804-0047
HP/http:www.yaptacos.info/
営業時間/ディナー17:00~翌1:00(L.O.1:00、ドリンクL.O.1:00)
定休日/不定休(基本的には毎日営業)
  

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  • マスターのKOZOさん、ホントにターザンみたい。(笑)良いお店そうですね。クドーのレポートはそう思わせてくれます。

  • こういう、お店の方自らが楽しんでるお店は本当にステキ!今日はハデに飲むぞって時に行きたいです。テキーラとオレンジの組み合わせって初めて見た!ライムじゃないんですね!気になる〜!

  • ナイステイストなお店ね。自家製のタコスはそそられる。俺も行ってみたい。噂通りクドーちゃん真っキンキンね(笑)。

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