どんな料理が食べられるのか？

KAWAIIAN———初めて聞く単語だけれど、一体どんなお店だろう？
「可愛いアン？」カナダ出身、チャーミングな赤毛の女性が手がけるカフェ？
「川合庵？」川合俊一さんばりの長身男性が、自慢の手打ち蕎麦を食べさせてくれるのか？

もしかするとKAWAIIANというのは「神奈川＋ハワイアン」を意味する造語かも。神奈川のご当地グルメ代表・シロコロを使ったロコモコが出てきたりして。

う～ん、確かに気になる。
ナゾを解明すべく、お店へGO！
　

市営地下鉄弘明寺駅の2A出口から地上へ

市営地下鉄弘明寺駅の2A出口を出て、鎌倉街道に沿って関内・吉野町方面へ歩くこと約5分。
　

ラーメン屋「かまくら家」さんの隣に「KAWAIIAN」はあった

一見は普通の民家だが、見上げると大きく店名が掲げられており、入口には黒板もあるので分かりやすい。
　

洋食レストランのようだ

予想は全てハズレっぽい…。

古民家を改装した洋食レストラン

中に入ってみると、洋食屋さんというより和食処や小料理屋の雰囲気。
14、5人も入ればいっぱいになるだろう。
　

こげ茶色の柱や梁が印象的な民芸調

早速、おすすめの「元町ハンバーグ」（900円）をトライすることに。
　

どんなハンバーグが出てくるのかな？

店内には、入ったときからずっと洋風だしのよい香りがたちこめていた。
ほどなくして提供されたのはコンソメ風味の玉子スープ。
　

ブイヨンの香りが食欲を刺激

「うわ～おいしい」と思わず感嘆の声が出た。

鶏のエキスがスープ全体に溶け出していて、旨みがストレートに伝わってくる。
メイン料理への期待が自然と高まる。
　

ワンプレートにせめぎあうよう盛られた「元町ハンバーグ」

ハンバーグは焼いた後しっかりと煮込まれており、ごつごつとした肉の食感がする。

スープのダイレクトなおいしさに比べると全体的に薄味で、個人的にはもうちょっと塩味やスパイスのアクセントが欲しい気も。