横浜で地価が一番高い場所、一番安い場所ってどこ?
ココがキニナル!
横浜の地価で一番高い所と一番安い所を教えて下さい。ついでに一万円でどの位の広さを買えるかもお願いします。(たこさん)
はまれぽ調査結果!
1番高い場所は横浜駅前の「横浜MORE’S」付近。駅前再開発を受けて大幅に地価が上昇している。1番安い場所は、磯子区の雑木林だった
ライター:はまれぽ編集部
首都圏で続く、地価の値上がり傾向。以前はまれぽでも「横浜で一番地価が高いのはどこ?」という調査を行っているが、それから早6年。
現在の地価はどうなっているのか。状況をお伝えするべく、取材に向かった。
調査の前提となる「地価」だが、今回は土地取引を行うための指標である「公示地価」と「基準地価」に準ずることにする。国が調査する公示地価と県が調査する基準地価は調査時期や地点の数などが異なるが、いずれも最新の情報(2018年1月と7月時点)を参照した。
最高価格の地価はさらに上昇!
まずは横浜市内で地価が一番高い場所を見てみよう。
場所は6年前の調査と同じ、横浜駅西口の「MORES前付近」だった。しかし土地の価格は大きく変わっていた。
前回調査と同様、市内でもっとも地価が高い商業地
その地価は?
6年前の2013年、この場所の公示地価は768万円/m2! この時点でかなりの額だったのだが、今の価格は・・・。
基準地価で1300万円に!!(横浜市都市整備局HPより)
1300万円/m2、坪単価は約4300万円以上という異次元のレベルに到達していた(2018年7月調査時点の基準地価)。ちなみに横浜市の平均地価は1平方メートル40万円弱なので、文字通り桁違い。年間13%上昇という伸び率を見ても、まだまだ地価上昇に陰りは見られないようだ。
再開発が進む駅西口は、これからも高騰が続くのか?
そんなもっとも価格の高い土地、キニナル投稿にある通り、「手元に1万円しかない!」というとき、いったいどれだけの面積が購入できるのだろう?
視覚的に分かりやすくするために計算してみよう。
苦手な算数を駆使してその面積を割り出すと・・・。
2.7cm四方=約1万円分!
切手より少し大きいくらいのサイズが、1万円分の面積ということになるようだ。
これはなかなかインパクトが大きい・・・。
マドロス少年の足の裏だけで数百万円分の価値がある
さすが、ますます注目が集まる横浜駅目の前の土地価格といったところ。
一方で、最高価格が1300万円/m2なのに、市内の平均地価は50万円弱ということは、それだけ地域ごとの落差も大きいということ。
市内でもっとも安い土地はどこなのか。