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鎌倉にある神奈川県立近代美術館ってどんなとこ?

ココがキニナル!

日本最初の近代美術館、神奈川県立近代美術館を取材してください。(にゃんさんのキニナル)

はまれぽ調査結果!

神奈川県立近代美術館は敗戦の混乱が残る1951年、芸術と文化で人々の心を明るくするために開館された歴史ある美術館だった!

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ライター:松宮 史佳

美術館の楽しみ方



神奈川県立近代美術館は“1階がピロティ(柱)で支えられ、建物の主要部は2階”という「モダニズム建築」。
 


1階の彫刻室は開放感あふれる吹き抜け!


また、同館では“建物を囲む自然との調和”を大切にしており、「作品の他にも鎌倉の四季を楽しめるのが魅力」と松尾さん。
 


梅雨から夏にかけて蓮を楽しめる
 

秋は紅葉が美しい


1階の中庭にはイサム・ノグチの「コケシ」や木村賢太郎の「作品・55」が展示され、おもしろい空間になっている。松尾さんによると、「コケシ」は左が男性・右が女性で「男性が女性の腰に手をまわす姿を表現している」とのこと。
 


イサム・ノグチ作「コケシ」1951年 男性の左手に注目!
 

木村賢太郎作「作品・55」 ペンギン?


鎌倉の四季や展示物を堪能し、いよいよ石元泰博の「桂離宮 1953,1954」が展示されている2階の展示室へ!

写真家の石元泰博(1921-2012)はサンフランシスコ生まれ、幼少期に父の故郷である高知県に帰郷。1939(昭和14)年に再び渡米し、写真や工芸、デザインなどを総合的に教育する機関のシカゴ・インスティテュート・オブ・デザイン(通称ニューバウハウス)で学んだ。1969(昭和44)年に日本国籍を取得。1996(平成8)年には文化功労者に選ばれるが、残念ながら展示会前の今年2月に死去。
 


石元泰博写真展は6/10まで開催
 

著作権の関係上、遠方より作品を撮影


石元氏は幼少期をアメリカで過ごしたという経歴からか、日本人ぽくないドライな視点で「襖の引手、石畳の一部にフォーカスを当て切り取るという構図」が独特でおもしろかった。
 


鑑賞を終え、喫茶室「rencon(根っこ&蓮の意味)」へ 



受付でカフェカードをもらうと利用できる
 

ベーコンとしめじのキッシュ(600円)とドリンクセットのコーヒー(250円)


美味しい手作りキッシュを堪能し、「鎌倉別館」に向かうことに!