「瀬谷市民の森」の奥にモアイがある?!
ココがキニナル!
瀬谷市民の森の奥にある、畑に立つモアイのような木すごいです!!時々畑仕事されてる方が土地所有者の方だと思いますが…すごく気になるのでレポして下さい。(からしさんのキニナル)
はまれぽ調査結果!
土地の所有者が10年前から遊び心でモアイの形に整えたものだった。なお、春と秋の手入れの際に手入れを行っているそうだ。
ライター:ワカバヤシヒロアキ
近くへ!
植木を遠目に見ると、なんとなく顔のようになっている気もするが、モアイかと言われると納得感は薄い。
これは、もっと近くに行って確かめてみる必要がありそうだ。
モアイ…?
真ん中が鼻のように出っ張っていて、見ようによっては目の部分が凹んでいると思えなくないが、イメージとは随分違う。
季節が違えば、もっとモアイのように見えるのだろうか。誰かが意図して作ったものなのか、自然的に木が育ったものなのかの区別もつかない。
誰か分かる人はいないものかと思っていると・・・
人がいた!
畑で作業している人がいた。あの人に聞いてみよう!
10年前からあった!
畑にいたのは安達さんという男性。土地の所有者でもあり、60年間農家一筋という方。
笑顔で話してくれた安達さん
植木のことを尋ねると「あー、そうそう。モアイ、モアイ。今はだいぶ伸びちゃってるけどね」と即答。
どうやら、モアイの植木を作っていたのはこの安達さんだったようだ。
畑ではスイカやカボチャが育っているそうだ
10年前に知人からもらったこの植木は、春と秋に手入れを行っているという。その頃から、ほんの遊び心でモアイの形に整えたのだそうだ。毎年近くの幼稚園児が芋掘りに来ていることもあり、子ども達もその方が喜ぶだろうという思いもあったのだとか。
本当は、動物の形にしようかとも考えたそうだが、それだと型を作る必要があって大変なので、雰囲気だけで分かりやすいだろうとモアイの形を選んだという。
見た人が面白がってくれるのは良いですねと言うと、「農家がさ、命を懸けて野菜を作ってますなんて真面目に肩肘張っていたら疲れちゃうじゃない。なんでも楽しむのが一番だよ」と安達さんは語っていた。
また、植木の手入れは得意なんですねという問いには、「まぁ野菜と同じ植物だからね」とのこと。特に庭師の経験があるというわけではなかった。
遠目に見た方が分かりやすいのかもしれない…
ちなみに、取材日の一週間ほど前に、近くを通りかかった女性が「おじさん、もしかしてこれってモアイ?」と聞いてきたそうなので、今の状態でも気付く人は気付くようだ。
さいごに
瀬谷市民の森のモアイは、近くの畑を耕すおじさんが10年前から始めたものだった。きっかけも「遊び心で」というのが、なんとも微笑ましい。
その後、安達さんは仕事に戻られた
ちょっと面白いかもしれないというひと手間によって、近くを通る人の気持ちが温かくなるというのは素晴らしいことだろう。もし興味を持った方は、是非、瀬谷市民の森に行った際に、その目で確かめてみてほしいと思う。
―終わり―
からしさん
2012年06月12日 14時51分
すごく嬉しい~(^^)レポートへ行って下さったんですね♪ありがとうございます。10年位前から、こちらの木があったんですね!!さらに感動しました。またお散歩に行くのが楽しくなりそうです♪